ここ最近、キハを中心に走らせていたので、今日は投票に行った後、久しぶりにKATO183系1000番台を走らせてみました。以前は特急といえばほとんどがこのタイプでしたが、今ではめっきり少なくなってしまいました。
KATO183系1000番台
KATO183系1000番台ですが、数年前に再生産されたときに購入したものです。ほとんど手を加えておらず、オリジナルな状態です。JNRマークは印刷済み、運転席もそのままで、色差しもしていません。
JNRマーク 運転席の様子
KATOのヘッドマークは、ご承知の通り回転式で4種類のものを掲示させることができます。
ヘッドマークの様子
基本セット・7両編成ですが、国鉄型特急電車の雰囲気を存分に味わいながら、楽しく走らせています。
誇り高き特急シンボルマーク
今日はのんびりとインレタ貼りなどしてみました。車両のパーツ類は比較的すぐ取り付けるのですが、どうもインレタは後回しになってしまいます。そのため、車番が取り付けられず「放置」されている両数が相当なものになってきました。また、ここ最近の「キハ攻勢」もあり、そろそろ取り付けないとあとで面倒です。
小生にとってインレタの貼り付けは、かなり気を遣う作業なので、あまり好きではありません。しかし、現実問題として、インレタを待ち望んでいる車両たちの悲痛な声が聞こえ始めています。今日はキハ58、オハ61系、スハ32形などを集中的に仕上げてみました。
車番の選択について、以前は実車を調べたりしていましたが、今では実車のことはあまり気にせず、自分で車両を管理しやすいよう適当に割り振っています。
残暑厳しい日でしたが、作業を始めると暑さも忘れて、淡々と集中して貼り付けていました。何両か作業をしているうちに、リズムのようなものが出てきて、次から次へと貼り付けていくうちに、楽しくインレタ貼りを終えることができました。
まだまだインレタ貼りを待っている車両が何両かありますので、時間があるときにコツコツと仕上げていこうと思っております。
インレタ貼りが終了し本線走行するリニューアルキハ58
前回旧製品に取り付けた前面方向幕を、もう少し奥に設置する作業とあわせて、電球色を白色化することを試みました。
リニューアル品の方向幕を取り付けた旧製品
(撮影時の環境により色合いが少し黄ばんでいます)
リニューアル品TOMIXキハ58-400の導光部パーツが薄水色だったので、旧製品の導光部もそれに近い色で塗装することを考え、模型店で近い色を探してみました。今回は「水性ホビーカラー スモークブルー H-96」(株式会社GSIクレオス製)を購入してみました。
購入したスモークブルー
早速車体をバラし、ライトユニットから導光部を取り外します。光が入る部分だけ塗装すれば問題ないと考え、導光部の先端部だけを塗装し、再び取り付けました。
導光部の先端部だけを塗装
一方、前面方向幕をもう少し奥に取り付けるために、パーツをもう少し切削することにしました。切削に用いたのは、事務用カッターナイフです。切断したい部分に歯を押し当て、そのままゆっくりと歯を押し込むようにしました(前回も同じ手法で切断しました)。
切断に用いたカッター 切断前の前面方向幕
切断の様子 切断後の前面方向幕
ライトユニットと前面方向幕の接着面にも一応スモークブルーを塗装しました。
ライトユニットおよび前面方向幕の接着面にも塗装した様子
塗装が乾いたところで、両者を接着し、車体に戻してみました。早速、点灯状態の確認とリニューアル品との比較をしてみました。左がリニューアル品、右が旧製品加工品です。
リニューアル品 加工した旧製品
うーむ。ご覧の通り、今回は(も!?)上手くいきませんでした。一つは前面方向幕が傾いていること。恐らく、切断する際にきちんと直角がでなかったのでしょう。そして、照明の色ですが、明らかに白色化にまでは至っていません。塗装する前よりかは白色化したような感じもしますが、リニューアル品のようにはっきりとした色合いにはほど遠いようです。選択した塗装色や塗装部分に問題があったのかもしれません。
まあ、「失敗は成功のもと」。 また挑戦してみます。
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昨日、次のようなコメントをヒマ人様から頂戴しました。
「側窓のもっともデッキ側(運転台と反対側です)に傷がないでしょうか。当方では新品購入の数量と昔からある何両か、すべてに見られます。」
ヒマ人様のブログを参照してみたところ、確かにヒマ人様のキハ58には傷が入っておりました。「これは、これは」と思い、早速当方のリニューアル品キハ58-400について確認したところ、当方のキハにもはっきりと傷がありました。ヒマ人様のように綺麗に撮影できませんでしたが、傷の様子を簡単にまとめてみました。左下図の白枠のところが該当する場所、右下図がその拡大図です。
該当する窓位置 その窓の拡大
今回、リニューアル品を2両購入したのですが、1両は片方だけ、もう一両は左右両側にありました。コメントを頂くまで気づきませんでした。
反対側の傷 無傷だった窓
念のため、車体をバラし窓枠を確認してみました。窓の表面以外にもパーツの縁にまで傷が延びています。
窓パーツに入っていた傷
これ以外にないかどうかよく見てみると、小生の購入したキハ58にはもう一カ所傷がありました。左下図の白枠のところです。この傷は2両ともあり、しかも左右両側に入っていました。
傷がある窓の位置 その窓の拡大
旧製品のキハ58-400も確認してみましたが、上記と同様の2カ所、それぞれ左右両側に傷がありました。
旧製品 のデッキ側の傷
折角なので、所有する他の旧製品キハ58群(パノラミックウインドータイプ)について確認したところ、次のような結果を得ました。
キハ65
キハ28-500
キハ58-1500
全てのキハ58について「/」のような傷が車両運転台側に入っていましたが、デッキ側にはありませんでした。
ほぼ全ての製品に傷が入っているので、製造工程で生じたものだと思われますが、ちょっと残念な結果になってしまいました。
最後ではありますが、コメントお寄せ頂きましたヒマ人様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
追記
マー坊様から傷の発生に関するメーカからの回答文をコメントとしてお寄せ頂きました。このコメントにより今回の傷について概ね理解することができました。是非、皆様もマー坊様からのコメントをご一読いただければ幸いです。マー坊様、誠にありがとうございました。大変参考になりました。
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まだまだ残暑が続きます。昨夜も寝付けなったので、鉄道雑誌をパラパラとめくり、キハ58の記事を読み返していたのですが、とんでもないことに気が付きました。
先日取り付けたキハ58の前面方向幕ですが、お恥ずかしいことに取り付け位置が間違っていたのです!実車の前面方向幕は、もう少し奥まったところに位置していました。
早速、手元のキハ58を修正することにしました。すると、今回のリニューアル品は実に細かいところまで作られていることがわかりました。
間違った取り付け位置 正しい取り付け位置
あえて「正しい取り付け位置」と表記しましたが、取り付けてみて色々なことが納得できました。無知とは本当に恐ろしい・・・
前面方向幕パーツですが、単純に細長い形でなく、差込み部分が複雑な形状をしています。切り出したとき、なぜ下図に示した赤丸の「くさび」状になっているのか、そこまで頭が回りませんでした。
右側が差し込む方向
これを「正しい位置」に取り付けると、ライトユニットのところで、きちんと「くさび」がピッタリと合致する構造になっているのです。
「正しい取り付け位置」での状態
突然話が変わりますが、製品には先端が「マイナス」形状の「スイッチバー」が1本付属しております。ライト類のON-OFFさせるスイッチを操作させるために付属しているのですが、今回はそれ以外にも大活躍してくれました。
付属品の「スイッチバー」とその先端
前面方向幕をどうやって押し込もうかと考えていたとき、ちょうどこの「スイッチバー」が目に留まり、試しに押し当ててみたところ、なんと見事なまでに「BINGO!」でした。
「百聞は一見に如かず」
前面方向幕に「スイッチバー」を押し当てた様子
「スイッチバー」を使って、これ以上奥に行かないところまで前面方向幕を押し込みました。念のため、車体を外してライトユニットを確認してみましたが、上図のように「くさび」が合致していました。恐らく、これがTOMIXの意図する「正しい取り付け位置」なのでしょう。改めて取扱説明書を読み返してみましたが、前面方向幕についてはあまり詳しく記載されていないようです。
あるいは、このように押し込まず、一度車体をバラしてライトユニットを取り外し、ライトユニットへ直接前面方向幕を「正しい位置」に取り付け、組み直すことも出来ます。この方法は面倒ですが、前面方向幕表面を傷つける心配がないかと思われます。
前面方向幕を押し込んだ様子
旧製品が表面にシールを貼る方式だったので、なんの疑いもなくリニューアル品も同様に前面方向幕を手前に設置していました。しかし、今回のリニューアル品は実車同様に奥へ配置できる設計になっているようです。偉そうなこと書いていた自分が恥ずかしい限りです。前回加工した旧製品も修正しようと思います。
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