TOMIXのEF15の先台車について、小生がバラした方法をちょっと紹介してみようと思います。あくまでも「我流」ですので、悪しからず。
EF15の特徴ともいうべき先台車・デッキ部分
本来ならば、本体から台車を外し、台車をバラして先台車部分を取り出すのが王道だと思うのですが、これだと結構面倒なので、かなり手荒い方法ですが、次のように行っています。
先に、先台車が台車との連結構造を紹介します。写真のように、赤丸の部分で両者がつながっていますので、先台車を引っ張れば抜けるようになっています。台車方にはスプリングが入っていますので、無くさないように注意が必要です。
本体側の連結部 先台車側の連結部
まず、EF15をひっくり返して、本体と台車を指で押さえます。先台車の部分を掴んで-この時、デッキ部分が押さえた指で曲がってしまいそうですが、軟質プラスチックなので、多少の変形には耐えられるようです-、矢印の方向に引っ張ります。これで先台車だけ取り外すことができます。
本体を逆さにし、矢印方向に引っ張る
次は先台車のデッキ部分のバラし方ですが、先にバラしたデッキ部分の写真を示します。赤丸のところが「くさび」状でつながっています。
バラしたデッキ部分 赤丸が接続部
デッキの部分を赤い矢印の方向に引っ張れば抜くことが出来ます。
デッキ部分の片側を矢印方向に引っ張る
これで大体、バラバラにすることが出来るかと思われます。車輪については、これも引っ張ればバラすことできます。
ちょっと片側だけバラした状態 車輪を外した様子
元に戻すときですが、次のところを注意すれば簡単に復元できます。
デッキ部分は写真のように赤丸の部分をあわせるようにすれば、容易に位置が決まりますので、そのまま差し込めばよろしいかと思われます。
デッキ部分の前側で位置をあわせるとカンタン
先台車を台車に戻すときは、バラした時と同じように本体を「逆さま」の状態にすれば、スプリングもはずれることがありません。そして、先台車の結合部(赤丸)を台車部の床板(黄丸-逆さにしているので、この場合天井板?)に沿わせるようにして差し込めば、スプリングとも干渉せず、簡単に差し込むことが出来ます。
やはり逆さまの状態で接合させる
バラし→復元まで10分ぐらいでしょうか。
あくまでも我流ですので、悪しからず。
さて、四国の方へ行っていたのですが、なんと四国でDF50を2両も購入してしまいました。DF50については、次回ご紹介致します。
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・EF15 補完計画 - TOMIX
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KATOのキハ30M車を購入する際、店頭で比較させてもらい、走り具合が良いものを選びました。ドタバタした週末でしたが、弊社線に入線させてみました。
弊社線では、レール、制御機器ともTOMIXを採用し、パワーパックはTCSパワーユニット N-1000-CLを使っています。
まずは、KATOキハ35と一緒に並べて走り出しを比較してみました。その時の様子が下記の動画です。
30and35.wmvをダウンロード(約0.7M)
キハ30(左)はパワーパックを「ほんの少し」・微妙に動かした瞬間、動き出します。しかも、結構勢いよく走りだします。一方、相手方のキハ35(右)は微動だにしません。キハ35が元気良く走り始める頃には、キハ30はずいぶん先に行ってしまいました。このままでは、ちょっと協調させるのは難しい感じがします。キハ35は購入してから、かなり走らせているので、その影響もあるのではないかとも考えられます。
試しに、まだほとんど走行させていない新品のTOMIX EF65PF 東京機関区と並べてみました。その時の様子が下の動画です。
65and30.wmvをダウンロード(約0.9M)
メーカが違うので比較することができませんが、EF65のような低速域での「ゆーーーーたり」とした走りがありません。一気にトップスピードといった印象です。
また、フライホイールが非常に良く効きます。なかなか止まりません。止まらないというより、「粘る」といった感じです。止まったかと思うと、最後に「ちょっこと」動いて止まるときがあります。上手く撮影出来ませんでしたが、その様子を撮影してみました。
stop.wmvをダウンロード(約0.5M)
映像の左下に緑色の物体が微かに見えると思われるのですが、TOMIXの踏板型方向指示LEDです。開始直後に緑色が強く発色しますが、パワーパックを回し「力行」状態にした状態です。キハ30が左から進行してきましたので、パワーパックを完全に「0」へ戻しました(これ以降、一切操作していません)。発色も弱くなり、キハ30が停止します。
TOMIXのTCSパワーユニット N-1000-CLを使っているので、常点灯および走行用とも完全に「0」へ戻しても踏板型方向指示LEDが光ります。一端、停止したかのように思えるキハ30ですが、止まった後、わずかに、時々微動します。。。
性能が良い車両なのだと納得したのですが、うーむ、運転が難しい・・・
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・キハよ、止まれ! - KATO
・キハ35-900 首都圏色 入線 - KATO
・キタ!キハ30 - KATO (速報)
お断り
ここに記載したことは、弊社線で見られた現象であり、他の環境等では一切確認していないことをご承知おき願います。
日本模型ホビーショーで販売されていたTOMIXのEF66-54号機について、早速パーツ類を取り付けてみました。また、ちょっと無謀な気もしますが、手元にあるKATOのEF66前期型と並べてみました。左がTOMIX,右がKATOです。
TOMIX EF66-54 KATO EF66
配色が違うだけでかなり雰囲気が異なります。国鉄型に見慣れているので、EF66-54号機が派手に思えます。
ところで、前回も書きましたが、解放てこの大きさが気になりましたので、KATOのと比較してみました。
TOMIX EF66-54 KATO EF66
また横から並べて撮影してみました。
左がTOMIX、右がKATO
やはりTOMIXの方がやや大きいようです。これまでKATOの66しか運用していませんでしたので、ちょっと違和感がありました。走らせれば気になりませんので、そのうち慣れることでしょう。
ところで、会場の特設ブースで購入した際に、TOMIX特製のバッグに入れられて渡されました。会場で色々なパンフレットをこのバッグの中に入れることが出来たので、重宝しました。
TOMIX特製バッグとEF66-54
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EF66の記事で書いたとおり、天気が良かったのでぶらりと幕張まで行ってみました。会場に行ってそのすごさに圧倒されました。写真機を持ってこなかったのが悔やまれました。仕方なく、携帯電話で撮影しました。ですので、画像が多少見難いこと予めご了承願います。
鉄道模型
TOMIXのブースには新製品がいくつか展示されていました。
EF65 レインボー ED75
既にEF65PFが5機在籍してますので、EF65-1118号機レインボーは購入しないと思います。展示品を見た限りでは、きちんと「EF65」が切れ目少なく表現されており、造形は見事です。一方、EF75は購入を考えている電気機関車です。
61系客車が展示されていました。車内細部まで表現されておりました。
また、街コレ等を中心に紹介するブースも設けられており、小型のレイアウトが展示されていました。小さいながらも細かく作り込まれており、レイアウト作りの参考になりました。
高台にお寺を配した作りは参考になります。
KATOのブースを見てみましたが、一番注目したのはED73です。
独特の形状が見事に再現されており、ヘッドマークもきちんとお椀を表現しています。TOMIXのED75か迷うところです。
Nゲージ以外にも鉄道模型が幾つか展示されていました。特に気になったのが、下の写真にある1/50のEH10プラスチックモデルです。昭和40年代のモデルを復刻させたとのことですが、かなりの迫力があり、今でも十分現役でいけるのではないかと思いました。
また、あのバンダイからOゲージサイズのC62の発表がありました。なぜバンダイからC62なのか良く解りませんが、期待したいと思います。
試作段階のC62機関車 シリーズ化されるのか注目
ウォーターラインシリーズ
小生の模型の原点とも言えるのが、ウォーターラインシリーズです。子供の頃、やたら軍艦を買っては作っていました。作るといっても、ただ単に接着剤で組み立てるだけで、特に塗装などしていませんでした。
お年玉で戦艦大和を買って、毎月の少ないお小遣いで駆逐艦などを買い集め、自分で大和を旗艦とした連合艦隊を作って遊んでいました。
しかし、今回このホビーショーに行って驚きました。綺麗に塗装されていて、造形も細かく作り込まれ、また以前は1/700が主流でしたが、最近は1/350が数多くリリースされており、迫力がまるで違います。文章よりも画像ですよね。
1/700の扶桑 1/700の赤城
1/350の戦艦金剛 1/350の赤城
大迫力の赤城の甲板
またウォーターラインシリーズを作りたくなってしまいました。
アニメ系
ここで少し気分を変えましょう。アニメ系のモデルも多数出品されていました。
ガンダムのザク エヴァのエントリープラグ
ガンダムのザクの足下には懐かしいバンダイの小冊子MSVが・・・
また、映画「人狼」で登場したケルベロスの自衛隊版モデルも展示されていました。この辺はあまり詳しくないので写真だけの紹介です。
懐かしのプラモ
今年はプラスチックモデル発売50周年ということで企画展示がありました。その中から印象深かったものを幾つか紹介します。
まずはサンダーバード。父に作ってもらった記憶があり、懐かしく眺めていました。
また、東京五輪にちなんだ、国立競技場のプラモや何故か「かちどき橋」など、昔は色々なものがモデル化されていたようで興味深く見て回りました。
箱の絵も懐かしいですね。確かに絵といえば、こんな感じでした。
奥には新幹線のプラモデルのパッケージ
ちなみに、プラモではありませんが、TOMIXから近々0系新幹線による基本セットが発売されるようです。現代が描く新幹線のパッケージでこの番外編をお終いにしようと思います。
いずれこれも懐かしく思えるときが来るのでしょう。
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・Back to the 「全日本模型ホビーショー」 ! - 2009年版
・「全日本模型ホビーショー」へGO ! - 2009年版
天気が良かったので、ぶらりと「第48回 全日本模型ホビーショー」 (幕張)へ行ってきました。
会場で記念に販売されたTOMIXのEF66形電気機関車(54号機・JR貨物新更新車)を購入してしまいました。実は、EF66-54号機ではなく、別の機関車の購入を予定していたのですが、「イベント会場販売品」という言葉に負けてしまいました・・・
まだ部品等をつけていませんが、簡単にファーストインプレッションを報告します。
ケースには「イベント会場販売品」と書き込まれています。また、説明書もEF66-54号用に印刷されています。
取扱説明書の表紙
TOMIX製のEF66は初めて購入しました。KATO製に慣れていたので、「解放てこ」がやや大きいように思えました。
66を正面から 解放てこの様子
ライトを点灯させてみました。オレンジ色がいい具合に灯ります。これ以上明るくすると走り出してしまい、かなりスローが効く感じがしました。また、運転席は色が入っていないので、いずれ色差しをしたいと考えています。
屋根周りですが、パンタはTOMIXお得意のプラスチック製、配管のモールドもしっかり作り込まれています。
パンタグラフ周辺 屋根中央部
側面および台車下回りです。特定機なので、ナンバープレート等は取り付け済みでした。
付属品として、カプラーとホイッスル等が入っていました。
TNカプラーは灰色でした 白い手すり
また、ディスプレー用のパーツとしてATS車上子が一緒に封入されていました。取り付けたまま走行させると脱線する可能性があると説明書にありましたので、小生は取り付けないと思います。
右上がATS車上子パーツ
いやぁ、良く歩きました。後ほど、会場の様子もレポートしてみたいと思っております。
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