久しぶりのブログ更新です。先週、客車のカプラー交換第一弾として、TOMIX「さよなら銀河」を整備してみましたので、遅ればせながらその様子をまとめてみました。
以前に購入した台車枠と密自連形TNカプラー0374を用いて、オハネフ25のカプラーを交換してみました。購入した台車枠には、オハネフには印字されていなかった▲印がついており、恐らく切断位置なのだろうと思い、ここを目安に切断してみました。
購入したPT400 切断位置の▲印
切断した様子 密自連形TNカプラー
オハネフ25で、台車マウント・TNカプラーとボディーマウント・TNカプラーとを比較してみました。上が台車マウント・TNカプラー、下がボディーマウントのそれです。後者の方が、車体と台車との空間が少なくなり、引き締まった感じがします。
台車マウント・TNカプラーのオハネフ25
ボディーマウント・TNカプラーのオハネフ25
ところで、銀河でも最後尾用にダミーカプラーが用意されており、これを選択すればオハネフにジャンパー栓を取り付けられるようになります。しかし、これではオハネフが最後尾車として固定されてしまいす。
そこで、カニの方にダミーカプラーを取り付けました。こうすると、カニが最後尾車専用になってしまうので、それを避けるため、影武者(?!)としてカニ24-100形(銀帯)を別に購入しておきました。単品のカニはアーノルドカプラーが標準装備なので、オハネフ25で用いていた台車マウント・TNカプラーへ換装しました。
アーノルドカプラーのカニ24-100形(銀帯)
台車マウント・TNカプラーのカニ24-100形(銀帯)
ダミーカプラーの銀河用カニ24
銀河用カニとカニ24-100形ですが、室内表現以外はほとんど外見上変わりはないようです。そこで、最後尾車をオハネフ25にしたいときは、影武者カニを機関車と連結させ、銀河用カニを最後尾車にしたいときには、そのまま最後尾車として運用させることにしました。
← 機関車(EF65PF)+影武者カニ+オハネ・・・オハネ+オハネフ25(最後尾車)
← 機関車(EF65PF)+オハネフ25+オハネ・・・オハネ+銀河用カニ(最後尾車)
一方、銀河用カニは白色LEDで、影武者はそうではありません。しかし、最後尾車でなければ、トレインマークは点灯しませんので、白色LEDでなくても問題はありません。
トレインマークを点灯させた銀河(左)とカニ24-100形(銀帯)の様子
ところで、Assyパーツを利用してカヤも増備したため、車両の収納をどうするか考えていました。さよなら銀河の車両ケースにはちょうど2両分の予備スペースがあり、ここに収納することにしました。しかも一つは、短い車両にあわせた作りになっており、カヤを納めるにはちょうど良いサイズです。
銀河のラベルの裏にカニ24-100形(上)とカヤ(下)を納めた様子
オハネフ25のダミーカプラー取り付けが、懸案事項として残ってしまいました。定期・7両編成での運用を視野に入れれば、ダミーカプラー化も可能かと思われるのですが、思案中です。
関連記事
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・さよなら銀河 入線 (速報) - TOMIX
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お店巡りをしては、いつも買い忘れていたTOMIXブルトレ用の台車枠(TR217形 PT-400)を、やっと買ってきました。
購入した台車枠の外箱と枠の様子
機関車側のカプラーについては、概ね一段落してきたので、これから客車側のカプラーを順次交換・対応していこうと思っております。
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ジャストブログからブログサービス停止のお知らせが来て以来、ブログをどうするか色々と考えていました。他のブログサービスへの移転も視野に入れてみましたが、自動的にデータが移管され、今年の9月まで現状の機能のまま使えるのであれば、移管先であるシックス・アパート株式会社で活動するのが賢明かと判断しました。9月に再び決断しなければならなくなるかもしれませんが、それまでに他のサービスを探す時間もできますし、状況がまた変わってくるかも知れないと考えたからです。
ただし、鉄道模型でもリニューアル製品が出るのと同じように、この「今日もどこかで、ガッタン・ゴットン」も全面的にリニューアルしようかと考えております。
■主な特長
●URL変更に併せて、ブログのタイトルを一新
●ブログデザインも落ち着いた仕様で新規作成
●これまでの記事も完全に再現
●鉄道模型の楽しさをリアルに演出
●さらに鉄道模型以外の話題も余すことなく表現
●カテゴリーを的確に作り分け
なんかどこかのメーカーみたいになってきたぞ・・・正式に決まりましたら、お知らせ致します。
さすがに、移管延期にはならないだろうなぁ
これまで鉄道模型や鉄道に関する記事を中心に書いてきたつもりです。しかし、今日は鉄道模型とは全く異なる話題を、悲しいことに初めて書くことになりました。
「今日もどこかで、ガッタン・ゴットン」は、一太郎などのアプリケーションを開発・販売するジャストシステムのブログサービスを利用しておりました。しかし、どうやらこのブログサービスが停止となるようです。今日、ジャストシステムから突然次のようなメールが届きました。
2007年2月より運営を行ってまいりました「ジャストシステムブログサービス」について、2010年4月1日よりシックス・アパート株式会社様へ、サービス移管を行うことになりました。
今回の一件に関する説明文を読んでみると
・自動的にデータが移管されること
・2010年4月1日以降、ブログのURLが変更になること
・2010年9月30日までは現状の機能のまま使えること
などの記載が淡々と続いておりました。
データ等を移管してくれるようなので、閉鎖する必要もないようなのですが、ショックです・・・
この記事を、なんとか洒落た文章・ユーモアで締めくくろうと思っても、いつもより、さらに頭が回りません。
4月から、どうしよう?!
(平成22年7月3日改訂版)
KATOカヤ24に復芯も可能なアーノルドカプラーを取り付けてみました。
アーノルドカプラーに換装したKATOカヤ24
以前からお伝えしているように、KATO14系「さくら」や24系「ゆうづる」に用いられているKATOカプラー伸縮密自連形には、そのままではアーノルドカプラーを取り付けることができません。Assy5170-2C3 オハネフ24増結前面カプラーセットが用意されており、これを使えば換装することが可能なようですが、残念なことに売り切れで入手までに至っていません。そこで、KATOカプラー伸縮密自連形と同じ構造を持ち、485系雷鳥で使われているKATOカプラー密連形を用いてアーノルドカプラーに換装することを検討してみました。
今回用いたKATOカプラー密連形
以前に間違って購入したAssy4555-1C3モハ484初期型カプラーセット(以下、484カプラーと略)が手元にありましたので、これを活用しました。
関連記事:485系初期型「雷鳥」の2M化 - KATO
アーノルドカプラーに換装するため、アーノルドカプラーの連結部を別に用意しました。アーノルドカプラーは下図のようにカプラー部の腕を切り落とします。
用いたアーノルドカプラーと腕部を切り落とした様子
一方、484カプラーをバラし、中のカプラー部だけを使います。カプラー部の下側にも連結部がありますが、これを切り落とし除去しました。
484カプラー部の表側(左)と裏側(右)
下側を切り落とした様子
そして今回は484カプラーの突起部をアーノルドに差し込む構造を考えてみました。これを実現させるためには、アーノルド側に突起が収まる穴を開ける必要があります。そこで、先ほど切り落としたアーノルドカプラーに直径1.2mm程度の穴を開けました。この時、穴の位置が重要です。極力上側に穴を開けます。穴を開け、お互いが密着することを確認したら、両者を接着剤で接着させます。このとき、接着面積を稼ぐために、突起にも十分に接着剤を塗布します。しっかり、差し込み接着剤が乾燥すれば完成です。あとは24カプラーと今回作製した484カプラーとを換装します。この際、バネを入れれば復芯性が確保されます。
アーノルドカプラーに開けた穴と差し込む484カプラーの突起部
アーノルドカプラーと484カプラーとの接着状態 表側(左)と裏側(右)
復芯用のバネを装着し元に戻す様子
前回と同様にTOMIX「さよなら銀河」に組み込み、試運転を行いましたが、接着剥離も生じることなく、無事周回することができました。ただし、次の2つが問題が起きています。一つは、さよなら銀河の他の車両と比較して、連結面がやや広くなることです。残念ですが、現状ではこれ以上間隔を狭めることができません。
オハネどうしを連結させた様子 オハネとカヤとを連結させた様子
もう一つは、自然開放が多発することです。これは、カヤのアーノルドカプラーの位置が他の車両よりも高くなってしまうためです。先ほど、穴を開ける位置を「極力上側に」と書きましたが、下すぎると、さらにカプラーの位置がずれてしまいます。そこで、邪道ですがアーノルドカプラーに両面テープを使って連結させています。外から見えないように小さく貼り込みましたが、これにより自然開放発生を抑制することができました。
オハネとカヤとを連結させた様子
もちろん、カヤだけではなく、今回作製したカプラー部位をオシに換装すれば、オシもアーノルドカプラー化することができますし、24カプラーは一切加工していないので、カヤを元の状態に戻すことも可能です。
これまでKATO14系「さくら」や24系「ゆうづる」を他の車両と連結させる方法について色々と検討してみました。どれも一長一短で完全な解決法には至っていないと思われます。
KATOから「あけぼの」が発売されるようですが、その時に恐らくAssy5170-2C3 オハネフ24増結前面カプラーセットも再販されるのではないかと期待しております。たぶんそれを購入するのが「正解」なのでしょう。
今回の方法は、いずれも凡作で時間ばかり費やしてしまいました。素直に意地を張らず各種列車セットを購入すれば良いだけの話かもしれません。しかし、自分なりに色々と考え試行錯誤していく過程は楽しいものです。
KATOのアーノルドカプラー化については、下記の記事において一件落着いたしました。ご興味のある方はご笑覧頂ければ幸いです。
関連記事:KAYA Forever! - KATO
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