久しぶりに模型店をぶらり。お目当ては再生産されたKATOのEF66後期型ブルートレイン牽引機です。この機関車については、何度もブログで「愚痴った」ことがありますが、しばらく再生産がなかったので、なかなか「買い換え」ができませんでした。
KATO EF66後期型ブルートレイン牽引機(前回品)
いざ、再生産品を目の当たりにしましたが、色々迷った挙げ句、結局手ぶらで帰ってきました。
この機関車は、入線時からどうもギクシャクとした走りで、何度も車体を外して、下回りをいじくり回し、集電板を折ったり曲げたり、試行錯誤を重ねながら、最終的に台車ボックスをセロファンテープで固定したら、なぜかスムーズに走るようになりました。
下回りの様子
思い入れのある古参の機関車だけに、後期型ブルートレイン牽引機はこれ一台にしようとかと。
しかし、万が一を考えて、もう一台予備車があってもいいかな・・・実はまだ迷っています。
KATOのHPによると来年1月にEF66後期型ブルートレイン牽引機が再生産されるようです。
KATO EF66後期型ブルートレイン牽引機
あやふやな記憶ですが、再生産は初めてではないでしょうか。手持ちのEF66ブルトレ機を引っ張り出してみました。鉄道模型を再開した頃に購入した機関車ですが、取扱説明書の印刷時期を見てみると2005とあります。もう7年、まだ7年?! あっという間です。
ブルトレ機の取扱説明書の一部
前期型も購入しました。しばらくしてAssyパーツでブルトレ機にしようかと激しく迷ったこともありますが、同じ機関車を2台保有してもしかたない、と思いとどまりました。
前期型(左)とブルトレ機(右)
今回の再生産に併せて発表されたAssy受注案内によると、EF66パンタグラフも再生産されるようです。
ブルトレ機のPS22B
また、ボディも別売されるそうですが、ライトユニットの形状が異なるため、前回生産動力ユニットには適合しないようです。
ライトユニット ライトレンズ
動力ユニットも変更があるのでしょうか。前回生産品よりも牽引力がパワーアップしてくれると助かるのですが、きっと前回生産ボディとの適合が・・・たぶん・・・。
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KATOの新EF57の車体から台車を引張りだし、デッキ裏部にある爪(以下、凸部と略)をニッパで切り落としました。切り落とした長さですが、ニッパで切り落とせるかどうか、「本当にほんの少しだけ」程度です。ただし、今回は念のため片エンド側だけ対処しました。
台車を取り外した様子
デッキ裏部の凸部 凸部を少し切り落とした様子
ニッパで切り落とした凸部の様子
先台車を元に戻し、下図のようにカプラーを上に少し持ち上げ、左右に振ってみました。凸部を切り落とした側の先台車は、未対処側と比較して左右の振れ角が大きくなり、拘束されるような感じがなくなりました。もし、切り落としても未対処側と同程度の振れ角・感覚でしたら、改めて凸部を切り落としてみると良いかもしれません。
先台車の振れ角を確認する様子
また、対処側を区別するため、切り落とした側はナックルカプラーに換装しました。
対処後のデッキ部の様子
実際にレイアウトを試運転させてみましたが、対処側では全く脱線が生じませんでしたが、未対処側では相も変わらず脱線を頻発しています。
AKA様からお教え頂いた通り、デッキ部裏の爪が先台車の自由度を制限し、それに伴い脱線を誘発していたように思われます。
現在のEF57はすっかり安定した走行を繰り返しており、お陰様で、無事解決することができました。今回は「これにて一件落着」といたします。
最後になりましたが、改めて解決策をお寄せ頂いたAKA様に御礼申し上げます。ありがとうございました。
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AKA様からKATOの新EF57に関する対処法をご教授頂きました。早速、ひっくり返してみましたが、確かに前方には爪が2つあり、これが先台車の首振りを阻害するとのことです。手詰まり感が漂っておりましたが、週末に削ってみます。しかし、これは御釈迦様でも気がつくまい。
デッキ裏・前方部にある爪
AKA様、この度は貴重な情報をお寄せ頂きまして誠にありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
四の五の言わずに、さっさと削れ!とお叱りを受けそうですが、申し訳ございません。明日はちょうど「先生ごっこ」の初日でして、今から上手く講義が出来るかどうか「詰め」の作業をしております。
週末にEF57を削る前に、明日受講生たちに自分が削られないようにしなければ・・・
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以下に関することは、小生のレイアウト特有の現象であることをご承知おき下さい。
入線してきたEF57を早速小生のレイアウトで走らせてみました。
まず牽引力ですが、KATOの10系客車を適当に15両アーノルドカプラーで連結させてみましたが、急勾配も難なく登坂しますので、牽引力は問題ないかと思われます。
一方、走行具合について、TOMIXのシーサスは無事通過することができましたが、どうも特定の場所で先台車が脱線してしまいます。主に脱線する特定の場所は次の2カ所です。
・直線区間から曲線C243レール区間に進入した直後
・Y字ポイントが連続する区間
直線から曲線C243レール区間になるところは、レイアウト内にいくつかあるのですが - 他のTOMIX曲線C243レール区間では脱線することなく通過できます - 決まって同じ場所で脱線します。恐らく当該に何らかの問題があると思われますので、現在対策を検討中です。
一方、Y字ポイントが連続する区間は下図のような具合です。左上から連続したY字ポイントをEF57が通過して右下へ走行します。
配置されたY字ポイントの概略図
EF57が直線区間から最初のY字ポイントに進入すると、先台車が「一時的」に脱線します。
最初のY字ポイント通過直後の先台車
脱線したまま、2番目のY字ポイントに進入します
脱線した状態でY字ポイントに進入
脱線した先台車が2番目のY字ポイントに乗り上げて、上手い具合に車輪が軌道に戻ります。
脱線状態が解消した様子
通過後、脱線が解消され、何事もなかったかのように走り去ります。これも保線の問題かと思われますので、対策が必要です。うーむ、頭が痛い・・・
EF57様、どうやら小生のレイアウトは、お気に召さないようです・・・
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