色々なことがあった一年でしたが、今年も残すところあと数時間です。改めてこの一年のブログを読み返してみると、恥ずかしさでいっぱいになりますが、その時のことを鮮明に思い出すことが出来ます。
今年は、たくさんの模型と出会え、そして走らせることができました。模型を走らせていると、本当に時間がたつのを忘れてしまいます。車両達を元気良く、滑らかに走らせるためには、個々の車両整備やレイアウトの保線作業など欠かすことが出来ません。それらに費やす時間も相当になります。鉄道模型はかなり地味な趣味ですが、私にとってはとても楽しい時間です。
拙い文章、ピンぼけの写真にお付き合いくださいましてありがとうございました。
最後ではありますが、来年もまた良い年であることをご祈念致します。
今年も残すところ、あと僅かとなってしまいました。今年の走り納めはTOMIXオハ61系です。牽引機はEF15が務めました。貨物機ですが、旧客もよく似合います。また、EF15はスプリングウォームですが、これがまた独特の音色となり雰囲気も盛り上げてくれます。
EF15に牽引された旧客オハ61系 なかなか似合います
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購入したバスコレ
先日鉄コレの開封売りをしているお店で、バスコレ第12弾も開封売りされていました。懐かしい京王帝都電鉄のバスがあったので、若干割高でしたが購入しました。
あまりバスや自動車のことは詳しくありませんが、バスも日頃から使っている身近な乗り物ですので、自分の知っているバスが売られていると、つい買ってしまいます。
色々と数が増えてきたので、ちょっと紹介してみます。
まずは先日購入した京王帝都バス・日野駅行きです。この色はかなり昔の塗装です。
豊田駅行きと交互に走っていた日野駅行き
このバスの最大の特徴は、「行き先表示機」が著しく大型化されたことです。遠くからの視認性を確保するために導入されたものですが、これを初めて見たときは、子供ながらに大変驚いたことを記憶しています。模型ではそれほどインパクトがありませんが、実物は不格好なくらい大きく、まるで「板」が向こうから走ってくるかのような感じでした。
また撮影するまでじっくりバスコレを見たことがありませんでしたが、結構細かいところまで作り込んであったり、印刷されていることに気がつきました。車内のイスも表現されていますし、「自動扉」も逆さまに印刷されていたり、手が込んでいます。
同じ京王でも新塗装の京王電鉄バスです。
府中駅行きが何ともいえない
このバスは前方扉の部分が「三角形」のような形になっており、箱形デザインが多いバスの中ではちょっと異色に感じました。運転手の視角を確保する狙いもあったのかもしれません。
前方扉の左側に「Δ」状のガラス窓
たぶんこのバスにも乗っていたのでしょうが、曖昧な記憶だと「七小」方面に使われていたようなイメージがあります。「寺91」だったら大量増備したことでしょう。
最後は関東バスです。これは最新式の低床車で、しかも行き先表示がデジタルです!
三鷹行き 側面もデジタル表示!
関東バスといえば中野駅というイメージが強烈にあるのですが、武蔵野地区でも活躍しています。一度乗ってみたい関東バスの路線があるのですが、なかなか機会がありません。
さて、駅前の日通がオープンしましたが、それに合うようなトラックを探していました。某模型店で購入したのがトラックコレクション第3弾の日通トラックです。
日本通運のパネルバン
うーむ、ちょっと建物と合致しないかなあ。悩むところですが、まあ走っている車両も多様なので、OKということにしました。
TOMIXのオハ61系とほぼ同時に鉄道コレクション(鉄コレ)第9弾が発売されました。前回の第8弾は購入しませんでしたが、今回は秩父鉄道と小田急線がラインアップされているため、この2つに狙いを定めて購入することにしました。
第7弾の時は、かなりたくさん購入してしまったので、今回は自分なりのルールを決めました。それは、
・どの路線車であろうとも、T車とM車が揃った時点で「くじ買い」を止める
・購入したい車両は、開封売りを利用する
です(「くじ買い」とはブラインド状態で購入することです)。
店頭で3箱だけ購入してみました。
開けてみたところ、1両はお目当ての秩父鉄道のデハでしたが、残り2両がなんと山陽電鉄のT車とM車でしたので、ルールに基づき第9弾の「くじ買い」はこれにて終了となりました。
山陽電気鉄道の702と709
山陽電鉄には残念ながら乗ったことがありませんが、折角揃ったのでうまく活用したいと思います。簡単に各部を紹介してみます。 連結面はT車もM車も同様でした。パンタ周りですが、後述する秩父系とは違った作りになっています。また、側面も二色塗りの仕上げ、会社マークもしっかり印刷されています。床下機器もかなり細かく作り込まれています。
さて、お目当ての秩父鉄道と小田急を探す旅が始まりました。ルールに基づき開封売りで揃えることにしました。アキバ界隈のお店を何軒か行きましたが、かなりのお店で開封売りが行われており、条件に見合うお店でそれぞれ購入しました。
まずは小田急から紹介します。
小田急1800系
この車両は昔々、本当にその昔、エンドウから発売されていたように記憶しております。
デハとクハで前面のジャンパの有無が異なり、小さなパーツですが、両車を並べるとかなり目立ちます。また、ベンチレータも丁寧な作りがなされています。色合いもちょうど良いように思えます。下回り機器類は黒色です。小田急もいずれN化しようと思います。
デハの前面 クハの前面
屋根周り ベンチレータ
小田急の側面 OER
さて、秩父鉄道ですが、車体は小田急と全く同じ作りで、「色違い品」(?!)のような気もします。
今回の「秩父狙い」の意図は、前回購入した西武線と一緒に走らせることでした。
そこで、両車を並べてみました。案の定、よく見れば色合いが違うように見えますが、それほど気になるような差異は認められません。これで西武カラーの編成をもう1本増やすことが出来ました。しかも2両編成でまとめられます。良い感じです。
秩父鉄道と西武線 ←秩父 西武→
これまで一人寂しくでガッタン・ゴットンと走っていた西武線ですが、やっと相棒ができました。きっと賑やかになることでしょう。
並べてみてもあまり違和感がない
秩父もN化しようと思うのですが、まあのんびりとやりつもりです。
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オハニ61系
今回入線したTOMIXのオハ61系ですが、荷物車が2種類発売となりました。今回はオハニ61系とオハユニ61系について両者の違いを中心に紹介します。
まずは、オハニ61系からです。車両が荷物室と客室に区分されています。
←荷物室 客室→
荷物という標記が印刷で表現、また窓の柵もはっきりきちんと見て取れます。
車体中央部 荷物マーク
一方、オハユニ61系ですが、これもオハニやオハフに準じた作りです。
←荷物室 客室→
当然のことながらオハユニには「郵便」も標記されています。
車体中央部 郵便マーク
外見的には、オハユニは業務用扉が一枚多いと感じる程度ですが、車両内部を見るともっとはっきりと差異が認められます。上がオハユニ、下がオハニですが、オハユニにはきちんと郵便室が表現されています。また、座席数も少なく表現されています。
←荷物室 客室→
郵便室は、イスやカウンターも丁寧に表現されています。また、驚いたことに洗面台もついていました!
郵便室内の様子 洗面所の様子
洗面台 トイレ
中を見てちょっとビックリしました。外から見るとどうなるのか気になりました。洗面台等は磨りガラスになっていて外から覗けないようになっていました。しかし、見えないところまで作り込んでいるオハ61系に驚きです。
外から見えないのに、きちんと洗面所を再現
テールライト部分ですが、これはオハフも同じ機構でした。テールライトの赤いパーツですが、U字形した部品で導光しています。
発光しない方も同様の作り
消灯状態 点灯状態
さて、オハ61系のセールスポイントの一つ、ダミーカプラーですが、これがかなりの力作です。オハニ61系を試しにダミーカプラー化してみました。ダミーカプラーにするためには、一度台車を「ばらす」必要がありますが、「カプラーがついていない台車枠」にパーツを取り付けるだけなので、作業としては簡単です。この「カプラーがついていない台車枠」ですが、どうも人の手で一つずつ切り取り作業をしたような感じです。
左から右の台車枠へ 切り取られた跡?
説明書を見れば簡単にダミーカプラー化できますが、不器用な小生は少し手間取りました。念のため、簡単に組立てを紹介します。
ダミーカプラー本体を台座に取り付ける
端梁は台座の上側にのせる
解法てこをホースにくぐらせるのを忘れずに
あとは合わせれば完成
早速車体に取り付けてみましたが、これがまた逸品です。是非アーノルドとの違いを見てください。
ダミーカプラー アーノルドカプラー
ダミーカプラーだけ示します。
撮影用に試着させてみましたが、もう取り外すことは絶対にないでしょう。これで、TOMIXのオハフ・オハニ系は全て最後尾車に決定しました!
折角なので、このダミーカプラーも分売、販売して欲しいと思います。
また、KATOとの混結ですが、参考までにスハ43系(青)と連結させたときの様子です。違和感は全くないと思われます。
← TOMIXオハニ61系 KATOスハ43系 →
最後になりましたが、オハニ、オハユニとも車番はインレタが付属しています。付属していたナンバーを記載しておきます(記載ミスがあるかもしれませんので、悪しからず)。
オハニ・オハユニ共通のインレタ
オハ・オハフの車番
オハ61系:57, 69, 73, 160, 164, 375, 380, 629, 671, 677, 683, 782, 2420, 2435, 2437, 2514, 2577, 2580, 2602, 2715, 2716, 2720, 2729, 2911
オハフ61系:438, 447, 450, 451, 458, 585, 594, 656, 681, 699, 754, 783, 2401, 2406, 2513, 2528, 2531, 2548, 2592, 2617, 2619, 2623, 2752, 2768
オハニ・オハユニの車番
オハニ61系:233, 252, 254, 259, 273, 279, 282, 305, 323, 326, 343, 353, 395, 404, 407, 416, 428, 437, 455, 458, 2212, 2250, 2305, 2412
オハユニ61系:1, 4, 10, 13, 17, 22, 40, 56, 67, 76, 86, 105(以上)
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