ブルトレの顔とも言えるのが牽引機ですが、さよなら銀河のEF65 1000番台(PF)をさよなら出雲および東京機関区と簡単に比較してみました。弊社ではさよなら出雲からTOMIX製のPF配備が始まりましたが、これで5機目となりました。
銀河のPF 出雲のPF
今回のPFを見てすぐにTNカプラーが気に入りました。従来と比較してカプラー長が短くなっています。見た目にはっきりと違いがわかります。より実車らしくなりました。また、スノープロウも出雲とでは違っていました。東京機関区は銀河と同じスノープロウです。左側は銀河PF、右側は出雲PFです。
銀河付属のTNカプラー 出雲付属のTNカプラー
スノープロウの比較
ざっと見た感じですが、以上が出雲PFとの相違点でした。
一方、先日新規に発売になった東京機関区のPFとの差異ですが、一番はっきりわかるのは車輪です。銀河では黒塗り車輪ですが、東京機関区ではそのままの銀色車輪です。
銀河の黒塗り車輪 東京機関区の銀色車輪
また、銀河は限定版ということもあり、区名札まで印刷が施されています。その部位を撮影しようとしたところ、銀河方はクリーム色部の塗装に平滑さがないことに気が付きました。
銀河(流れた感じ) 東京機関区(平滑
確かにどの車両・実車も綺麗な塗装状態のままで走っているものなどなく、経年や汚れで塗装が痛んでいます。TOMIXによれば「車体色を実物に合わせた特別カラーで再現」とありますので、もしかするとこれも実物に合わせた表現なのか!とちょっと驚きました。これはいわゆる「リアルタイプ」なのだと納得しています。
東京機関区は国鉄型という設定なので、細部に渡り銀河PFとでは差異が見られました。左側が銀河PF,右側が東京機関区PFです。
実は東京機関区のPFは買ったときの状態のままです・・・銀河の方が先に出場しそうな気配濃厚です。
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今朝、通信販売で購入したTOMIXのさよなら「銀河」が届きました。朝方に到着なんて、さすが寝台列車!?
外箱 表面 外箱 裏面
外箱の外観です。さよならシリーズは出雲に続き2箱目となりましたが、出雲の時と同じようなイラストタッチです。
早速、開けてみました。機関車が入っているケースと、車両ケースの2本立てです。
まずは、機関車の入っているケースの表紙と内面です。こちらには計3両が納められていますが、それぞれ薄いビニール袋に入っていました。ちなみに銀河のイラストの裏には2両分の空スペースがあります。
機関車用ケース 表面 ケースの中身
車両用ケースの方ですが、車両はビニール袋に包まれていませんでした。これは中敷きと関係しているようです。機関車方の中敷きは発泡スチロールのようなハード仕様で、車両方はスポンジタイプのソフト仕様です。ビニール袋は色写りの影響をなくすために使われているようですが、スポンジタイプの中敷きであれば車両への影響が少ないという判断なのでしょう。
車両用ケース 表面 ケースの中身
今回のケース写真は、一目で機関車方か車両方かが判断できるので、とても親切なデザインだと思います。
また、両者の背表紙を併せると、出雲と同様24系の絵ができあがります。
背表紙の様子
これから早速走らせてみようと思います。
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初めて購入したのがTOMIXのクハ111系横須賀線色が入ったレールセットでした。子供にとっては非常に高価なセットで、百貨店の模型売り場で買った記憶があります。
今では量販店で割引き販売が当然のようにありますが、当時は定価販売が主流でした。信じられないかもしれませんが、どの百貨店にも模型売り場があり、商品も充実していました。
レールセットを買うとパワーパックまで一緒に買うことが出来ず、仕方ないので家にあったHOゲージ用のパワーパックで代用しました。
最初に買ったTOMIX製のNゲージ
このセットにはクハ-モハ(T)-モハ(M)-クハの4両が入っていました。大事に走らせていましたが、いつの頃からか、写真のように自分で色を入れて115系タイプにしました。子供の頃から幌が好きだったので、恐らくグリーンマックス製の幌パーツを買ってきて取り付けたものと思われます。
自分で塗装した部分 幌を取り付けたクハ
また、トイレ窓も裏側から白色プラ板を張り付け、それらしくしました。恐らく失敗よりも、自分ならではの車両を作りたかったのでしょう。
トイレ窓を表現
当時はNゲージといえば「関水金属」製で、それを持っていた友人が羨ましく思えました。TOMIX製は値段が安かったのですが、車輪がプラスチック製で、ちょっと悲しい気持ちになったりしたものです。
プラ製の車輪 金属製のスカート
しかし、恐らくこの車両が弊社で最も長距離を走行した車両かと思われます。毎日毎日、飽きもせず走らせていました。少ないお小遣いでは新しい車両を買い足すことは出来ず、また今のように毎月新製品が発売されていなかったと思います。
印刷済みの車番 車体裏の刻印
すっかり押入の中で眠っていた車両ですが、久しぶりに引っ張り出してみました。
おかげさまで、この記事がちょうど100号目となりました。ありがとうございました。
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先日購入した無水エタノールですが、取り扱いには十分気を付ける必要があります。
換気もせず、締め切った部屋などで作業を行うと、気分が悪くなったり、頭痛に襲われる危険性があります。そこで、極力エタノールを吸わない方法として小瓶を用いた洗浄を試してみました。
手元に薬瓶がありましたので、内部を水で洗浄・乾燥させた後、室外でエタノールを小瓶に移しました。洗浄したい車両(今回はTOMIXの583系M車)の台車をバラし、エタノールを入れた薬瓶に車輪と接点部を入れました。車輪は車軸からもはずし、ゴム付き車輪は洗浄しませんでした。
用意した薬瓶 エタノール洗浄したい部品類
部品類を入れたら、軽くフタをして瓶を振る
フタをしっかりした後、やはり室外で薬瓶を軽く振り、部品類をエタノールでよく洗浄します。この時、勢いよく「ガチャガチャ」と振り回すと、薬瓶が破損する危険性がありますので、軽く振ります。
適当に振ったところで、ピンセットを使って部品類を、テッィシュペーパーの上に取り下ろします。数枚のテッィシュペーパーで包み、直接手にエタノールが触れないようにします。その後しばらく風通しのよいところに放置し乾燥させました。
エタノールから取り出した部品類
乾燥させている間にバラした台車のギアの埃取りなど、他のパーツ類を整備していました。
頃合いを見計らい、ペーパーから部品類を取り出し、元通りの台車に組み上げれば洗浄終了です。
綿棒に浸してやるよりも時間がかかり、手間ですが、この方がエタノールを直接吸引することもないので、体には良いかと思われます。
エタノールで洗浄する前後での走り出しを比較してみました。上手く撮影ができませんでしたが、スロー発進するようになるなど改善されたと思います。
動画のイメージ
洗浄する前の583系走り出し:(約0.3M)
洗浄した後の583系走り出し:(約0.3M)
※現在、動画配信はしていません
エタノールは「道具」としてかなり「強力」ですが、その分体への負担も大きいので、使うときは細心の注意が必要です。今後、エタノールは最終手段として使うことにしました。
TOMIXの「さよなら銀河」が発売になりましたが、通信販売で注文したため、まだ手元に届いていません。なにせ急行銀河です、のんびりと到着を待つことにしましょう。
先日行った貸しレイアウトでは、レールや車輪の清掃に無水エタノールを推奨していました。日頃はTOMIXやKATOから発売されているクリーナーを活用しているのですが、試しに薬局で無水エタノールを購入してみました。
購入した無水エタノール
薬局の消毒品類の棚に500ml/1200円程度で売っていました。
早速綿棒にエタノールを浸し、線路を清掃してみました。思った以上に汚れが取れ、ビックリしました。試しに、これまであまり走りが良くなかった(やたらギクシャクする)TOMIXのキハ58の車輪だけをエタノールでふき取ってみました。
そしたら見違えるように、パワーパックをほんの少し回しただけで走り始め、線路上で突然立ち往生もしなくなりました。効果抜群でした!
これは凄いと思い、他の車両もエタノールでメンテナンスを始めましたが、しばらくしたら気分が悪くなってしまいました。無意識のうちにエタノールを吸いすぎてしまったようです。
エタノールもアルコール類ですから、取り扱いには注意しないといけません。
換気を十分行い、風通しの良いところで行うことが必要でしょう。
また、今日の教訓として連続作業もやめた方が無難です。
走りがよみがえったキハ58をモチーフに、早秋の夕日をイメージしてみました。