今回の「あけぼの」は、弊社にとって初の新製ブルートレインになります。そこで、これまでの製品と簡単に差異を比較してみました。
「あけぼの」増結セットのオハネフ25-129
その前に、KATO新製ブルートレインの大きな特徴である寝台のハシゴと併せて簡単に室内の様子を眺めてみます。今回の「あけぼの」も車体と床下との分解は、従来の車両と同様の方法のようです。この分解作業が苦手なので、今回は屋根だけはずしてみました。
屋根を外した様子 ハシゴパーツの様子
寝台の様子 車外から見たハシゴ
ハシゴだけ別パーツで組み込んだり、ベッド上段の中央付近に採光用の穴を開けるなど、外から見ても気が付かないように色々と工夫している様子がよくわかります。
また、新製ブルートレインから屋根に溶接跡も表現されるようになりました。手に取って間近に見ると、かなり目立ちますが、走らせる程度の距離になると、屋根に溶け込んでしまい、それほど目に付かない感じです。
オハネフ25の屋根表現の様子
さて、増結セットに入っていたオハネフ25-129と以前に購入したKATOオハネフ25-125(以下、従来車と略)とを簡単に比較してみました。
増結セットのオハネフ25-129(左)と従来車オハネフ25-125(右)
前述した屋根の溶接跡ですが、、確かに「跡がある」という程度ではないかと思われます。一方、顕著なのが、やはりハシゴでしょうか。かなりはっきりと明確に存在を主張しているように思われます。
それと両車の長さを比較してみましたが、「あけぼの」の方が従来車よりも長い結果になりました。
車体長の比較:「あけぼの」(上)と従来車(下)
前号でも簡単に触れましたが、「あけぼの」新製ブルートレイン(下左図)では号車番号などが従来車(下右図)よりもしっかりと印刷されています。よくこんなに細かく印刷できるものだと感心させられます。
「あけぼの」の車体表記 従来車の車体表記
もう一両、「あけぼの」基本セットのオハネ25-211と従来車としてオハネ25-221とを比較してみました。「あけぼの」では、貫通面の扉が表現されるようになりました。また、従来車(下右図)にも廊下扉が表現されていましたが、「あけぼの」(下左図)ではよりしっかりとした表現に改められております。
「あけぼの」オハネ25-211 貫通扉の有無
「あけぼの」の室内表現 従来車の室内表現
従来の製品よりも細部にわたりしっかりと作り込まれていることがわかります。これならば新製ブルートレインと従来車とを混結させての運用を、ちょっと躊躇ってしまいそうです。
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