魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

魚の買い方・食べ方・下ろし方・・・究極のエコ調理に挑戦!

2011年08月09日 | 魚食生活
8月5日(金)、先週に続いて、大好きな小魚が入荷。
この日は、余裕の時間があり、究極のエコ調理に挑戦することにした。

 ・素材の魚を、一切捨てることなく、100%使い切ること。
 ・頭も・骨も・内臓も・尻尾も・皮も全て。
 ・そして、食べるときも余すところなく、食べ切れるように調理すること。
 

 調達した素材(魚)

 朝網の超新鮮小アジ  2kg/70尾  1尾約30g・・・相模湾・鎌倉産

    

 朝網の超新鮮イワシ(ヒラコイワシ) 2kg/50尾  1尾約40g・・・相模湾・鎌倉産

    
 
 先ずは、刺身でどんぶりに。アジ・イワシ丼

       

                

 続いては、ミックスフライに。

    

 アジは、丸ごと甘露煮に。

          

 イワシは、丸干しに。

              

 さて、問題は刺身とフライにした分の、残りの頭・骨・内臓。

   

 甘露煮にしてみることにした。
 結果は?

        

 全くオーケーでした。

 ただし、骨と内臓だけの甘露煮は、見た目も悪く箸も進まない。
 そこで、ホイル焼きにしてみた。これが真に美味・珍味となりました。

   


 ところで、当初のもくろみどおり、100%達成したでしょうか?

 結果は、99.95%でした。
 0.05%は、刺身を作ったときの皮でした。
 骨・甘露煮の中に入れれば、使えましたが、そこまでして100%を達成する
 意味もなかったので、そこだけは捨てました。


さて、こんなことをしてどんな意味があるのだろうか。
折角われわれの食料として、供される貴重な食糧は大切に余すところなく食べつくさねば
「魚の命」に申し訳ないと思う。 栄養摂取の面からも申し分なく、且つ経済的である。

そのためには、魚が、新鮮・良質でなければならない。
漁業者・流通関係者が、魚をもっと丁寧に優しく鮮度を保って扱ってもらいたいと思うことと、
われわれ消費者はもっと丁寧に食べ、漁師の皆さんの期待に応えなければいけない。


        

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