AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

きちまったよ

2014-11-19 01:46:00 | 音楽・ライヴ
昨日、FB上で見つけた投稿に、ジェフ・ルーミズがARCH ENEMYに加入したという記事があった。

ARCH ENEMYに関しては、この数年メンバー交代が目立ち、ギターに関してはこれまでARSISのニック・コールディが完全脱退を果たした(と思われる)クリストファー・アモットの後任として務めてきた。

そのニックが、ツアー途中で脱退することになり、今回ジェフが加入したというワケだ。
コレに関しては、オレも「あ!」と思ってしまった。

ジェフはNEVERMOREのギタリストで、現代のメタルシーンに於いても最高レヴェルの技量の持ち主のひとりとも言われている。
彼は16歳の時に、MEGADETHが『RUST IN PEACE』を作るにあたってもう一人のギタリストを探すオーディションに参加。当時はデイヴ・ムステインに、ライヴ経験不足で若すぎるという理由で落とされたが、それから十数年の時が経ち、逆にMEGADETHからジェフが誘われたというのは有名な話になっている。その時、ジェフはNEVERMOREと自分のソロアルバムを作っているから無理だと断っているが、現在MEGADETHのセカンドギタリストの位置に立つのは、NEVERMOREのツアーメンバーであったクリス・ブロデリックというのだから、何とも皮肉なことである。

ARCH ENEMYのマイケル・アモットは、以前よりNEVERMOREのファンだと公言してきており、実際、実弟であるクリストファーが一度脱退した時に、即座に連絡を取ったのがジェフであったというのは、今ではよく知られた話である。

で、現在のジェフの活動状況は、ソロアーティストとしてのみ(NEVERMOREは、彼とドラムのヴァン・ウィリアムスが脱退したことにより、無期限活動休止となっている)の活動となっているので、今回ARCH ENEMYが声をかけるには願ってもないタイミングだったと言える。

正直言って、オレはジェフにはARCH ENEMYには居てほしくない。
やっているスタイルとしては、結局ジェフは7弦から6弦へチェンジすることになりそうだし、そうなってしまうと、どうにも彼の持ち味がスポイルされてしまう気がする。

あと、
彼の作曲能力は、やはりNEVERMOREで注がれるべきだ。今の段階ではソロ活動でその技量を振るっておけば良いが、ARCH ENEMYでその能力が出るとは思えないんだよな。
ぶっちゃけ、今のARCH ENEMYはオレにとっては興味の対象外である。曲の構成は最早定型的なパターンが浮き彫りになっているし、何より、ヴォーカルがアンジェラ・ゴソウ脱退に伴って加入したのがまた女ってのは、結局バンドがそこに最も執着している様な気がしてならない。
別にこのバンド、音楽的に女ヴォーカルである必要ないからな(オリジナルヴォーカルは男)。後任が女でも強烈だったって話なだけで、そこからの後任は男でもアリなワケでね・・・・・・結局、客ウケを狙っているのがここで解る。
ま、仕方ねェんだがな。このバンドが世界的に有名になったのは、アンジェラ時代の頃だっただけに、そのポジションを保つには女でなければいけないってのは。

以上の事を踏まえ、なるべく早くジェフには脱退を望む(笑)。そしてNEVERMOREの復活を強く望む。

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