昨日なのかな?それとも今日の未明だったのか?
元SLIPKNOTで、MURDERDOLLSやVIMICなど多岐にわたって活動をしていたジョーイ・ジョーディソンが亡くなった。
死因は現在のところ判らないとされているが、一時期ドラムがプレイ出来なくなるくらい体調崩した事あったよな。
何か、その辺りに因果関係ありそうな気がするが・・・・・・
いずれにしても、「またかよ」と思ってしまう。
今年の始めにアレキシ・ライホが亡くなったのは、あまりにも突然でかなりショックが大きかったが、今回も大概だよ。
ジョーイも、年代的には近い人物だったからなァ。
オレ個人で言わせてもらえば、ハッキリ言ってSLIPKNOTに影響を受けた事は無い。
故に、ジョーイのドラミングに対しても刺激を受けていない。
そうであっても、彼のドラミングについて言えば、注目に値するプレイであったのは確かだ。
バンドがデビューしてきたのが1990年代の最後というのもあり、ヘヴィ/ラウドミュージックと称されるロック音楽が席巻していた中で、その究極形態の如き存在がSLIPKNOTではなかったかと思う。
大編成による、カオス寸前の狂的な匂いを醸す音楽とビジュアル。
ミクスチャーっていう言葉も飛び交っていたあの時代に、それらの呼称が全てマッチしていたと思う。
だから世界的に一気に注目が集まった。「ヤバいバンド」として。
正直、音楽的な内容で言えば、どう考えてもスラッシュ/デス/ブラックメタルを通過してなければ出てこないギターサウンドと手数足数の多いドラミングで、結局のところ当時のラウドミュージックの極限の一つは、突き詰めれば即ちメタルであるというのを、彼らが示した様にも思えた。
ジョーイは、その中で明らかにメタルのシーンに身を置いていなければ体得しないであろうドラミングを放ちまくっていた。
バンドの超名曲「PEOPLE=SHIT」でのドラミングは、その粋を集めたものであると言える。
体格的に、ジョーイは日本人からしても、低身長の部類に入る人物だった。
それであったとしても、彼が放つドラミングのショットは明確なパワーとスピードを持ち合わせており、バンドのエンジンとしての役割を充分過ぎるくらい担っていた。
よく、体型的に一定のジャンルのドラムが出来るのか?と疑問を抱いたりする人は、少なくとも居た。
“体格が良くないと、ハードな音楽は出来ない”といった、偏見もいいところな定義がひと昔前なら当然の様にまかり通っていた。
だから、そうでない人は自分の好きな音楽はやれないのか?とコンプレックスを抱くようになってしまっていたところはあった。
そういった根拠のない定説を打ち砕いたのが、ジョーイであったのではないかとオレは思う。
そして、そんなドラムを死ぬまでプレイしていた。
体型にコンプレックスを抱いていた多くの人々の励ましになったのではないだろうか。
「頑張れば、オレだってあれくらいやれるのではないか」と。
ジョーイのドラムは、良い意味で体格に見合わなかった。
そして、その叩く姿と音が、カリスマの様な印象を与えたのは間違いないだろう。
2000年代のメタルドラミングの基準を築き上げた人物こそ、ジョーイだろう。
メインストリームで名を知らしめた事で、オレに近い年代は勿論、より上の世代にも影響を与えていた。
あまりにも唐突、そして早い死。
自分にとってオンタイムのヒーローがまた一人、この世から旅立ってしまった。
急逝したポール・グレイと、向こうで再びタッグを組んでいる事だろう。
安らかに。
元SLIPKNOTで、MURDERDOLLSやVIMICなど多岐にわたって活動をしていたジョーイ・ジョーディソンが亡くなった。
死因は現在のところ判らないとされているが、一時期ドラムがプレイ出来なくなるくらい体調崩した事あったよな。
何か、その辺りに因果関係ありそうな気がするが・・・・・・
いずれにしても、「またかよ」と思ってしまう。
今年の始めにアレキシ・ライホが亡くなったのは、あまりにも突然でかなりショックが大きかったが、今回も大概だよ。
ジョーイも、年代的には近い人物だったからなァ。
オレ個人で言わせてもらえば、ハッキリ言ってSLIPKNOTに影響を受けた事は無い。
故に、ジョーイのドラミングに対しても刺激を受けていない。
そうであっても、彼のドラミングについて言えば、注目に値するプレイであったのは確かだ。
バンドがデビューしてきたのが1990年代の最後というのもあり、ヘヴィ/ラウドミュージックと称されるロック音楽が席巻していた中で、その究極形態の如き存在がSLIPKNOTではなかったかと思う。
大編成による、カオス寸前の狂的な匂いを醸す音楽とビジュアル。
ミクスチャーっていう言葉も飛び交っていたあの時代に、それらの呼称が全てマッチしていたと思う。
だから世界的に一気に注目が集まった。「ヤバいバンド」として。
正直、音楽的な内容で言えば、どう考えてもスラッシュ/デス/ブラックメタルを通過してなければ出てこないギターサウンドと手数足数の多いドラミングで、結局のところ当時のラウドミュージックの極限の一つは、突き詰めれば即ちメタルであるというのを、彼らが示した様にも思えた。
ジョーイは、その中で明らかにメタルのシーンに身を置いていなければ体得しないであろうドラミングを放ちまくっていた。
バンドの超名曲「PEOPLE=SHIT」でのドラミングは、その粋を集めたものであると言える。
体格的に、ジョーイは日本人からしても、低身長の部類に入る人物だった。
それであったとしても、彼が放つドラミングのショットは明確なパワーとスピードを持ち合わせており、バンドのエンジンとしての役割を充分過ぎるくらい担っていた。
よく、体型的に一定のジャンルのドラムが出来るのか?と疑問を抱いたりする人は、少なくとも居た。
“体格が良くないと、ハードな音楽は出来ない”といった、偏見もいいところな定義がひと昔前なら当然の様にまかり通っていた。
だから、そうでない人は自分の好きな音楽はやれないのか?とコンプレックスを抱くようになってしまっていたところはあった。
そういった根拠のない定説を打ち砕いたのが、ジョーイであったのではないかとオレは思う。
そして、そんなドラムを死ぬまでプレイしていた。
体型にコンプレックスを抱いていた多くの人々の励ましになったのではないだろうか。
「頑張れば、オレだってあれくらいやれるのではないか」と。
ジョーイのドラムは、良い意味で体格に見合わなかった。
そして、その叩く姿と音が、カリスマの様な印象を与えたのは間違いないだろう。
2000年代のメタルドラミングの基準を築き上げた人物こそ、ジョーイだろう。
メインストリームで名を知らしめた事で、オレに近い年代は勿論、より上の世代にも影響を与えていた。
あまりにも唐突、そして早い死。
自分にとってオンタイムのヒーローがまた一人、この世から旅立ってしまった。
急逝したポール・グレイと、向こうで再びタッグを組んでいる事だろう。
安らかに。