汚い画像を並べて申し訳ない。
だけど、毎朝、工房を掃除してるときに常に考えつづけてることがあるんで、この場で開陳させてもらうよ。
ほうきで床を掃いてると、綿ぼこりとチリクズの二種類が落ちてることに気づく。
綿ぼこりは、まるで万有引力が働いてないかのようにほよほよと空間を心許なく漂ってる。
こいつを移動させてくうちに、チリ(粉ぼこり)が絡み付いて、だんだんと綿ぼこりの居心地が安定してくる。
この綿ぼこりは、ビッグバン直後に宇宙空間を浮遊するクオークとレプトンの振る舞いと相似してやしないか?と掃除しながら考えるのだよオレは。
つまり、チリという存在と相互作用して、徐々に質量を獲得してくわけだ。
質量を大きくしてくと、万有引力が機能しはじめ、互いに引き合い、密度を増し、やがてチリは積もってついに天体となる。
ごらんの立派な綿ぼこりのかたまりこそ、星の成り立ちを示してるんだよ。
このチリの部分を、ひっつくクズ、を略して「ヒックズ粒子」と命名しようと思ったんだけど、その着想は50年も前にヒッグス博士というひとがすでに発表してたことだった(去年、ノーベル物理学賞を獲った)。
ヒッグスさん家はきっとフローリングで、掃除機がなかったにちがいないね。
そして、恐妻家だったんだろうなあ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
だけど、毎朝、工房を掃除してるときに常に考えつづけてることがあるんで、この場で開陳させてもらうよ。
ほうきで床を掃いてると、綿ぼこりとチリクズの二種類が落ちてることに気づく。
綿ぼこりは、まるで万有引力が働いてないかのようにほよほよと空間を心許なく漂ってる。
こいつを移動させてくうちに、チリ(粉ぼこり)が絡み付いて、だんだんと綿ぼこりの居心地が安定してくる。
この綿ぼこりは、ビッグバン直後に宇宙空間を浮遊するクオークとレプトンの振る舞いと相似してやしないか?と掃除しながら考えるのだよオレは。
つまり、チリという存在と相互作用して、徐々に質量を獲得してくわけだ。
質量を大きくしてくと、万有引力が機能しはじめ、互いに引き合い、密度を増し、やがてチリは積もってついに天体となる。
ごらんの立派な綿ぼこりのかたまりこそ、星の成り立ちを示してるんだよ。
このチリの部分を、ひっつくクズ、を略して「ヒックズ粒子」と命名しようと思ったんだけど、その着想は50年も前にヒッグス博士というひとがすでに発表してたことだった(去年、ノーベル物理学賞を獲った)。
ヒッグスさん家はきっとフローリングで、掃除機がなかったにちがいないね。
そして、恐妻家だったんだろうなあ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園