Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
3/24 土星の環が消失(見掛け上)

今日の木星(2018/03/29)

2018-03-29 22:45:00 | 惑星

今日未明に撮影した木星がコレ↓

木星_20180329_02_51_45_g4_ap13.jpg

【木星 2018/03/29未明】
 口径18cm望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),
 合成F値=30,約3分間のキャプチャー動画から7200コマ以上の良像をコンポジット

左端に大赤斑が写ってます。3/12に撮影した時とかなり近い位相の木星面で、直接比較すると
その時より細かな模様まで描出されてる印象です。スタック画像数を5倍近く増やした効果かなぁ?
気流の状態も少し良かった感じで、これから像の揺らぎの少ない日がさらに増えそうで楽しみです。
ところで、右上の小さな星は、あのガリレオが発見した四大衛星の一つであるガニメデです。
太陽系内の衛星の中で最大の実直径を持ち、なんと惑星である水星よりも大きかったりします。
実はアマチュアでも条件次第ではその模様の濃淡ぐらいは写せる可能性があるんですけど、
今のところ自分の持ってる撮影機材やスキルでは夢物語って感じです。
まずはもっと解像感のある画像をコンスタントに撮れるようにならないとダメだにゃー。


続・土星迎撃ミッション

2017-07-15 17:00:00 | 惑星

金曜日の晩にまた土星を撮影しました↓

saturn20170714-1_blog.jpg

 口径18cm望遠鏡+エクステンダーレンズ+DR655フィルター+webカメラ,中型赤道儀使用

エクステンダーレンズからカメラまでの距離を前回より長めにして少し拡大率を上げてます。
さらに光路中に赤外線カットフィルターも入れて、赤味が抑えられるようにしてみました。
画像処理では合成コマ数を2000フレーム以上にアップしてS/N向上を狙ってみたものの、
やっぱりカッシーニの空隙を捉え切れてません。まだまだですねぇ・・・


土星迎撃ミッション

2017-07-11 12:00:00 | 惑星

先週末から土星の撮影にチャレンジしてます。
これまで月や他の惑星とのランデブーなどをデジイチ+カメラレンズで撮ってきましたが、
今回は望遠鏡を使った拡大撮影になります。
で、昨夜の撮影成果がこちら↓

saturn20170710-1_blog.jpg

 口径18cm望遠鏡+エクステンダーレンズ+webカメラ,中型赤道儀使用

ひと昔前に惑星撮影用として流行ったフィリップス社のToUcam proⅡというwebカメラを使用。
2分ほど撮影した動画から687コマの良像を抽出して平均化した画像になります。
土星はやっぱり遠方なので小さい印象で、拡大率不足のせいか迫力に欠けますね。
ピントもイマイチで、環の黒いスジであるカッシーニの空隙を全周分捉えるには至らずじまい。
まだ修業が足りないようで・・・


今度は木星を撮影

2011-09-19 12:05:53 | 惑星

日曜日の未明に撮った月面の画像がまずまずの結果だったので、

昨夜は調子に乗って木星を撮ってみました。

CSマウントCCDカメラより撮像素子がさらに小さい(1/4インチ)WEBカメラを使ってみました。

得られた動画がコレです↓

木星の模様で一番有名な「大赤斑」がほぼ正面に来てました。

カメラのせいか、あるいはPCが非力なのか、コマ落ちが激しくて、カクカクした動画に

なってます。キャプチャソフトにも問題あり?

で、例によって高品質画像のみを平均化して(今回は500コマ)、

適当に画像処理して得られた静止画がこちら↓

※画像にマウスカーソルを合わせると模様の名称が表示されます。

惑星撮影はしばらくやってなかったので、ピントの追い込みとかが不十分かな?

画像処理も操作勘が戻ってません。要リハビリって感じです。

まぁ、買値約4000円の古~い30万画素カメラにしては模様がそこそこ描出できたので、

ヨシとしておきましょう。