前の記事の続きです。
彗星以外では見掛けのサイズが小さい天体ばかり狙ってました。
その中で一番メジャーなのがコレ↓

【M1 かに星雲】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO800,F2.8,
総露出時間60分(5分×12コマ),中型赤道儀使用,トリミングあり
おうし座にある超新星残骸で、当ブログでは2度目の登場になります。
以前に撮った時よりも画素数の多いカメラを使ったため、細部の写りが向上し、
比較的短焦点の光学系でも赤いフィラメント構造が結構分かるイメージになりました。
続いては惑星状星雲3つ↓

【NGC7635 バブル星雲】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO800,F2.8,
総露出時間56分(7分×8コマ),中型赤道儀使用,トリミングあり

【NGC246 ドクロ星雲】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO1600,F2.8,
総露出時間30分(3分×10コマ),中型赤道儀使用,トリミングあり ※下が北です。

【Sh2-274 メデューサ星雲】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO1600,F2.8,
総露出時間48分(4分×12コマ),中型赤道儀使用,トリミングあり
バブル星雲はカシオペヤ座にあり、シャボン玉のような構造が特徴的です。
ドクロ星雲はくじら座にあり、画像の向きを下が北になるようにすると、
名前の通りの姿をしているのが分かります。
メデューサ星雲はふたご座にあります。メデューサはギリシャ神話に出てくる女怪物で、
髪の毛が毒蛇という恐ろしい姿で、目が合った者はたちまち石になってしまうという
デンジャラスなキャラですが、それに似てるってことなんでしょうね、多分。
しかしまぁ、天体も色んなものに見立てられるものですネ。
(つづく)