やはりこの時期はスッキリ晴れる日が少なく、☆撮りには不向きな季節ですが、
少しでも晴れる兆しがあれば、出撃したくなってしまいます。
ということで、土曜日の晩に甲信~北関東を中心に晴れ間が広がる可能性があったため、
長野県の八千穂高原へ出掛けてしまいました。
月没が日曜日の1時台と遅く、さらにこの時期は日の出が早いため、
淡い天体の撮影に適した時間は僅か1時間ちょっとしかない状況でしたが、
1カットでも撮れれば御の字と思っての遠征でした。
で、成果は予想していたとおり1カットのみ↓
【とかげ座の散光星雲 Sh2-126】
キヤノンEOS60Da+200mm望遠レンズ,ISO3200,F2.8,
総露出時間24分(3分×8コマ),中型赤道儀使用
はくちょう座の東隣にあるマイナーな星座「とかげ座」にある非常に淡い星雲です。
国内の天体写真ファンの一部では「鷹の爪星雲」と呼ばれてたりしますが、
個人的にはどうもこの宇宙人キャラクターに見えてしまいます↓
ウルトラセブンの第45話に出てくる「ペロリンガ星人」って奴です。
まず赤い全体像が星人の形にそっくりで、体じゅうにあるタコの吸盤みたいなのは、
星雲に星が散りばめられたようなイメージに近くて、もはやこの星雲からやってきたのが
ペロリンガ星人という設定を後付けしてもいいぐらいの印象です。
で、物語のシナリオ上、故郷であるペロリンガ星はペガッサ星雲の中にあるとされているので、
このSh2-126をペガッサ星雲と勝手に呼ぼうかと思っているfornax8なのでした。