先月購入したデジイチ用の中望遠レンズSAMYANG 135mm F2 ED UMCで☆撮りしてみました。
まずは絞り開放ではくちょう座にある有名な星雲を撮ったのがこちら↓
【北アメリカ星雲/ペリカン星雲付近】
キヤノンEOS60Da+SAMYANG 135mm F2 ED UMC,F2,ISO800,
総露出時間60分(2分×30コマ加算合成),中型赤道儀使用,ノートリミング
撮影地は新潟県十日町市某所です。空の暗さに助けられてる面もありますが、なかなかの写りです。
周辺減光が少し気になりますけど、開放絞りなんで仕方ないところでしょう。
続いて少し南西にカメラを振って撮ったのがこちら↓
【はくちょう座γ星サドル付近の星雲群】
※撮影条件は上と同じ
こちらも星像が小さくて、かなりシャープな印象があります。
で、オリジナル画像1コマから写野の中心部と四隅を等倍で切り取ったのがこちら↓
隅の方はさすがに少し星像が伸びたりしてますが、絞り開放でこのレベルは驚きです。
色収差で発生するパープルフリンジを抑制するためにL41というUVカットフィルターを使ってますが、
星像の周りが少し色付いているような印象もあります。でも、画像処理で修正できるレベルなんで、
個人的には許せる範囲です。
さて、同等スペックの国産レンズというと、いずれも実売価格が軽く10万円超えですが、
このレンズは平均価格が6万円台ですからコスパは抜群だと思います。
ちなみに自分は新品を5万円台で入手しました。
まぁ、完全なるマニュアルレンズなんで、一般写真用途としては不人気でしょうけど、
天体写真用途では珠玉の逸品と言えそうです。
韓国製レンズの135mm F2.0 ED UMC は天体撮影分野で最近に気になっていたレンズですが、このページの実際に使用した作例を拝見できて大変良い参考になりました!
結構良さそうなレンズですね、価格もかなり下がっているのでお財布事情にも大変優しそうです
随分前の古い記事がご参考になったようで良かったです😊
今はAFレンズでF1.8の製品も出てますけど、倍の価格になりますから
天体写真用途だけであればMFタイプで十分かと思います
天体撮影用に改造したカメラでの撮影を始められたとのことで、
最初は全てを赤く写してしまうような感じで吃驚されたと思います📷
PCソフトによりRaw画像の現像時に補正することで細かな色調整が可能ですが、
撮影時にカメラの背面モニターで写り具合を大雑把に確認したい場合は
ホワイトバランスのプリセットマニュアルデータを取得しておくと
便利かもしれません