昨日、望遠鏡での撮影と並行して、コンデジで撮っていた動画がこちら。
日周運動で2惑星が並んで沈んでいくところを光跡残しで捉えたものです。
途中のフレームを切り出したのがこちら。
超大接近ということで、肉眼では両星がほとんど重なって1つにしか見えないかも?との噂もありましたが、
視力が落ちてきている自分でも2つの星がちゃんと分離して見えました。
ちなみに同レベルの接近は60年後の2080年3月15日に見られるそうです。
ところで、もっと接近して見える可能性はないのか、シミュレーションソフトで調べてみたら、
4008年11月2日の明け方にこんなシーンが見られることが分かりました。
AstroArts社ステラナビゲータによるシミュレーション
なななんと!木星による土星の食が起こるんです。これなら文句なしに肉眼で1つにしか見えないでしょう。
グレート・コンジャンクションというよりグレート・オッカルテイションとでも呼ぶべき現象です。
しかも日本からは好条件で見られます。って言っても現在生きている人は誰も見ることはできませんね。
20回以上生まれ変わって、是非見てみたいものです。