与那国島に渡った日の続きです。
日本国最西端之地の碑を拝むことができ、この島での主目的は達成できました。
で、時間は昼過ぎとなり、空港のレストランで昼食を取ろうと思って行ってみたものの、
新型コロナの影響で、なんと休業中でした。仕方なく売店で腹の足しになりそうなサーターアンダギーを購入。
与那国特産の長命草が入っていて、中がほんのり緑色でした(撮るの忘れたー)。
こんな飴も買いましたヨ。
これも長命草入り。青臭さとかはなく、普通のミント味系のど飴でした。
草の名称のご利益があれば寿命が少し延びるでしょうか。
さて、次に目指したのは、こんなでっかい岩がむき出しになってるティンダバナっていう観光名所。
南側の少し離れた所から見るとこんな感じ。
群馬ー長野県境にある荒船山を思い浮かべましたけど、そんなに高くはなく、標高は100m程度のようです。
岩山の中腹に遊歩道があり、その端っこからの眺望が素晴らしいということで、確認しに行くことに。
その入口に行ってみると、こんな説明石碑がありました。
ティンダハナタとも呼ばれるみたいです。
木が結構あって少し薄暗い小道を歩いていくと、
また石碑がありました。
説明にある岩屋っていうのがコレみたいです。
明るめに写しましたが、洞穴なんで中はかなり暗いです。
さらに先へ進むと小さな祠がありました(通り過ぎた所から撮影)。
その先にベンチのようなものが・・・
ここで視界が大きく広がります。その眺望がこちら。
祖納港と手前のナンタ浜、集落から島南東方向の小高い丘までを一望できる好展望地なのでした。
遊歩道はまだ奥に続いていて、湧水が出ているところがあったり、
岩が抉られたようなところに詩碑があったりします。
その先は落石(?)で通り難い箇所があり、
こんな狭いところを抜けると、
ほぼ終点となります。そこからでの眺望もまずまずですが、視界の広さはイマイチでした。
そこで引き返し、歩いてきた道を広角で撮るとこんな状況なのでした。
オーバーハングした箇所が結構続くんですよねー。崩れてきたら大変なことになりそう。
戻る途中で見たことのない蝶が舞ってるところがありました。これはマダラチョウの仲間でしょうか?
撮影しながらゆっくり歩いたんで、30分弱くらいでの往復となりました。
次の目的地に行くため祖納集落に一旦戻り、南東方向の山の方に向かっていって着いたのがココ。
アヤミハビル館っていう施設です。
主にこの昆虫をfeatureしてます。
この蛾の方言での呼び名が「アヤミハビル」なのでした。
世界最大級の蛾とされてます。雄の標本の前に500円玉を置いて撮ったのがこちら。
自分の手のひらくらいの大きさがありそうです。
同じ仲間の蛾は他国にもいるようで、東南アジア産との比較標本も展示されてました。
これは蛹の標本かな?
何と!本物の蛹もありましたぁ。
羽化する時期はもうすぐとのことでした。成虫の実物を見るにはちょっと早かったようで。
さらに、幼虫の成長過程を示した説明入り写真や
プラ製の実物大(?)レプリカも展示されてました。
山中でこんなのに遭遇したらちょっと怖いかも。
その一方、キレイな蝶の標本もありました。
これを見て、ティンダバナの遊歩道で撮った蝶はリュウキュウアサギマダラだったことが分かりました。
あと、島の名前を冠した「ヨナグニマルバネクワガタ」の写真とか
固有種の蛇「ヨナグニシュウダ」が脱皮して残った抜け殻とか
様々な展示物の他、与那国町の資料ビデオ上映などを見させてもらい、小一時間ほど過ごしました。
(島内巡りはまだつづく)
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