紫金山・アトラス彗星の次に明るくなりそうな新彗星として、ほぼ
1か月前の9/29に拙ブログの記事で紹介し、その後にアトラス彗星
という名で正式登録されたサングレーザー(太陽をかすめる彗星)は
どうやら当初予想よりも本体が小さかったらしく、太陽へと向かう
途中で崩壊が進んでしまって、残念ながら大彗星に成長する可能性
は極めて低くなってしまいました。
現在、ESA/NASAが運用中の太陽観測機SOHOのコロナグラフLASCO
C3が写野に捉えており、下記URLサイトで太陽に接近していく姿が
取り上げられてます。
また、日本時間で今日から明日にかけて、太陽に最接近する様子が
下記URLサイトで見られるはずですが、途中で雲散霧消するかも?
太陽への接近前に地上から観測できたことから大玉だと期待された
クロイツ群メンバーでしたが、とんだ食わせ者ということになって
しまいそうです。SOHOのコロナグラフ画像でその最期を見届けたい
と思います。
【追記(10/29)】
やはり消滅した模様です(下記リンク先参照)。
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