国立天文台のwebサイトに日本人による新彗星発見のニュースが掲載されてました。
https://www.nao.ac.jp/news/topics/2020/20200114-comet.html
発見者の岩本氏は一昨年の11月と12月にも1つずつ新彗星を見つけており、ここ1年ちょっとの短期間で
3つの新彗星を発見したことになります。最近は世界各地の天文台で地球接近天体の自動捜索が行われ、
言わばロボットのようなものが新彗星まで根こそぎ発見してしまう状況の中で、大変な快挙だと思います。
で、この岩本彗星は軌道計算の結果、今月8日に近日点通過(太陽最接近)したばかりであることが判明し、
今後は太陽から遠ざかっていきますが、その途中で地球との距離を縮めていくようです。
但し、彗星本体がちょっと小振りなようで、明るさは14等級止まりと予想されてます。
最大光度を迎える2月上旬頃における彗星の位置をシミュレーションするとこんな感じ↓
(AstroArts社 ステラナビゲータによるシミュレーション)
明け方に高度が上がってくるようです。残念ながら眼視観測は難しそうですが、
機会があれば望遠鏡+デジカメで狙ってみたいところです。
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