アトラス彗星(C/2024 G3)が南半球で素晴らしい姿を見せていましたが、どうやら
彗星核本体が崩壊してしまい、消滅することになりそうです。下記リンク先にて、
頭部の輝きが失われていく様子が確認できます。
いわゆるサングレーザー(太陽に極めて接近する彗星)の1つで、事前予想では太陽
最接近まで持たないと言われてましたが、今月13日に近日点(軌道上の太陽最接近
ポイント)を無事に通過し、大方の予想を覆してくれたのも束の間、やはり大きな
ダメージを受けていたということでしょう。もはや "Headless Wonder"(頭の無い
不思議な姿)となり、尾だけが残った亡骸が夜空に見えているようです。でもまぁ
歴史に刻まれる大彗星の仲間入りを果たしたんで、よく頑張ったと思います。
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