みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

怪しいと思ったら警察へ

2004年10月24日 01時13分03秒 | お仕事・学び
10月20日に、卓球の福原愛ちゃんが一日警察署長になりましたね (記事)。かわゆい♪TVでは、婦警さん姿の愛ちゃんが……違う、署長がオレオレ詐欺について注意を呼びかけてました。たぶん、警察署が作った原稿を読んでたんでしょうけど、その中の一言が妙に気になりました。

いえ、いつも気になってるんですけど、警察が呼びかけてるでしょ。
「怪しいと思ったらお金を振り込まずに警察に連絡してください」
って。

怪しいと思ったら誰も振り込まないってば!

怪しいと思わないからお金を振り込んじゃうんだってば!

防犯として全然意味がない……。なんかいかにもお役所仕事って感じ。



これは何もお役所に限った話ではなくて、民間企業にもよくあるのよ。

上司から部下に仕事を指示するとき。
「分かんなかったら聞いてね」

意味なし……。

「分かる」に個人差があるんだもの。

仕事で分からないことがあったときは、手順書や指示書などのマニュアルを見たりするんだけど、マニュアルの説明を読んで納得しちゃえば、その人にとって「分かった」ことになるのよね。特に、マニュアルの説明があいまいだったり矛盾してたりすると、「分かった」に個人差が出てきて、結局上司の期待通りに仕事が完了しないことになっちゃう。最後には品質管理の問題につながるの。

これは上司の責任です!

(私も普段から気をつけてます。でも完璧にはできないのよね。ほら、幼稚園児並みの頭してるから……部下のみんな、こんな上司でごめんね m(_ _)m )

これが上司と部下の間なら、割と迅速に解決もできるんだけど、会社と会社の関係になると大変。業務を的確に遂行したかどうか、取引先からの評価にも影響するし、お金もからんできちゃう。普通は大きなトラブルになることはないんだけど、でも、取引先からの指示内容がいい加減だと (特に丸投げだと)「はぁ」って感じ。

おまけにその取引先がISO 9000取得を売り物にしてたりすると、これでどうやって品質管理するのか、私の頭で理解できる限界を超えちゃってます。

さすが世界のお偉いさんが作った国際規格だけあります。
ISO 9000恐るべし。