みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

ビッグイシュー発見

2007年11月09日 19時30分26秒 | 日常のあれこれ
久々に都心で用事を済ませてきました。

最初の用事がずいぶん早く片付き、次の予定までかなり時間が空きました。こんなときは、寄り道をして楽しむべし。

いつもと違う道を歩いていると、歩道のわきに、雑誌の表紙らしきものを右手で高く掲げた男性が立っていました。

あれはひょっとして……。

近づいてみると、予想どおりビッグイシューでした。

「こんにちは」

丸顔のおじさんが穏やかな声で迎えてくれました。販売員から直接買うのは初めてです。ビッグイシューには以前から関心を持っていましたが、タイミングが悪いのか歩く場所が悪いのか、この日に至るまで販売員を見つけられないままでした。

ビッグイシューを見つけたら、買うことに迷いはありません。

「ひとつください」

本や雑誌を買うときには、いつも内容を確認してから買うのですが、今回は中味を確認せずに買いました。内容がつまらなかったら寄付と考えるつもりです。(その意味では、純粋な経済行為としての購入ではありません。ホームレスの人を商店の店員と同列に見て買ったというよりは、安っぽい同情心に支配された購買行動と言えます。)

いざ開いてみると、内容は盛りだくさん。新聞 (一般紙) より突っ込んだ記事がびっしりと並んでいます。

ざっと目を通してみると、記事はほとんどインタビューで構成されています。人を中心に置くのがビッグイシューの編集方針なのでしょうか。ホームレス支援を目的としている雑誌ですから、それくらいのポリシーを持っているのかも知れません。

第82号の特集は自転車。マイカーを持たずに暮らしている私には身近な交通手段です。他の人はどんな自転車ライフを送っているのでしょうか。

今の日本の道路では車が幅を利かせていて、自転車で車道を走ると大変危険です (歩道が整備されていない道路は徒歩でも非常に危険です)。本当は、自転車がスイスイと走れる道路になって欲しいです。段差の多い歩道をママチャリでえっちらおっちら走るのでは、あまり遠くに行けません。クロスバイクで颯爽 (さっそう) と飛ばしたら、行動範囲もぐんと広がるでしょう。輪行して (自転車を荷物のひとつとして公共交通機関で運んで) 旅先でサイクリングするのも楽しそうです。

夢ばかりが膨らみます。道路は危険なままで、自転車で快適に走れるわけじゃないのに。