つきの ひかりの うみ

かげが できるほど あかるい満月。ごく うすい くもが全体に かかり、かけの ない ふとい光環をしたがえています。

つきの ひかりの うみに そっと こしをおろして、おふろあがりの ひといき。

その つきの ひかりの うみも、きが つくと すっかり ひあがり、あつい くもの すきまから たまに うすい ひかりが さすだけに なっていました。ドライヤーをかけている あいだに くろい くもが でてきたようです。

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