フォンデュのお部屋

チョコレートを開封しました。

片付けなければいけない仕事がありましたが、頭の働きが鈍くてやる気が起きません。こんなときは糖分を補給！ 脳の唯一の栄養は糖分と言われます。その糖分を補給して、強制的に脳を動かすことにします。

がさごそ、がさごそ……

食料庫からチョコを引っ張り出します。

幸い、チョコは溶けていませんでした。

夏に気温が高くなると、チョコが溶けてしまい、再度固まって、チョコの表面に白い粉がふいてしまいます (ファットブルーム)。この暑い夏でもブルームができていなかったのは幸運でした。

チョコを何個か手に取って、パソコンのある部屋に向かいます。

かたわらの机にチョコの山を作って、1個ずつぼちぼちつまみながら仕事をします。

気がつくと、チョコが溶けていました。

自室にチョコを持ってきて数分ですが、ふにゃふにゃに柔らかくなっていました。その柔らかさたるや、鍋なんか用意しなくてもチョコレートフォンデュができそうなほど……というのは大げさですが、クリームのような柔らかさです。

パソコンのある部屋は確かに暑いのですが、そこまで暑かったとは。