みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

彼岸花

2007年10月04日 19時36分14秒 | 草木をめでる
flower07AA.jpg: 彼岸花
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.5, SS=1/50s), 0.0EV (Matrix metering), ISO1250, WB=Sunny (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

彼岸花が咲きました。上向きの曲線を描いて長く伸びた "しべ" が華やかで、しなやかで、あやしげ。

私の大好きな花です。

flower07AB.jpg: 彼岸花
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.5, SS=1/40s), 0.0EV (Matrix metering), ISO1250, WB=Sunny (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

ピントリングを回しながらマニュアルフォーカスで気分よく撮影……はいいのですが、久々にやってしまいました。ISO感度が1250のまま撮影しています。どうやら、夜景を撮影した後にISO感度を戻し忘れていたようです。暗い割にシャッタースピードが出るとは思ったのですが、そのまま撮影していました。(シャッタースピードが速いと思ったら、ISO感度を確認しようね。)

今回は、ただ単に彼岸花を撮っただけではありません。分割測光に挑戦してみました。

一時期、分割測光に慣れようと頑張ったことがありました。

つい先日までマニュアル露出とスポット測光を常用していましたが、とっさのシチュエーションに対応できず、撮影タイミングを逃すこともたびたびでした。被写体によっては、スポット測光で直接測光するのに適さないことがあるのです。

それに対して、分割測光では画面全体のバランスがよくなるように露出が決められるので、被写体の色や明るさに引きずられることがありません。

また、三脚を使って撮影する場合にはカメラを振りにくいので、スポット測光より分割測光のほうが使いやすいです。

ただし、分割測光では、ほとんど同じ構図でも同じ露出値が算出されないことがあります。そのことに気づいたのは、一眼レフを使い始めて間もない頃でした。

人間の体は常に動いています。どれだけ体を動かさないように努めても、必ずわずかに動きます。カメラを手持ちで構えているときも同様です。当然、人間の動きに伴ってカメラも微妙に動きます。この場合、構図はほとんど同じはずですが、分割測光で指示される露出値が人間の動きに合わせてコロコロ変わり、安定しないことがあります。これでは露出を決められないと、分割測光して露出補正し、AEで撮影する方法が面倒になってしまいました。AEを放棄してマニュアル露出を使い始めると、不安定な分割測光も放棄してスポット測光を常用するようになりました。結局、2万枚以上撮影した今でも分割測光の癖は把握できていません。

去年の但馬 (たじま) 旅行では、絞り優先AEと分割測光を使って撮影していました。先日、1年前に撮影した写真を見返していて、どの写真も分割測光で測光しており、露出補正値が-1/3~+1/3EVの範囲に収まっていることに気づきました。

露出計の指示値のままでほぼ適正とは、分割測光はかなり信頼できるようです。1005分割3D-RGBマルチパターン測光はダテじゃない!? (と今頃気づくのも遅い気がしますが。)

速写できるようになるためには、分割測光を活用する必要があります。分割測光をマスターしようと、お気に入りのマニュアル露出とスポット測光から、また絞り優先AEと分割測光に変えてみました。

気になるのは、分割測光は単に画面全体の平均をとるのではなく、カメラメーカー各社が工夫を凝らした独自のアルゴリズムで露出を算出していること。条件によっては、似たような構図でも同じ露出値が算出されない可能性があり、結果が予測できません。カメラの癖が出ないのは平均測光ですが、残念ながらD70sは平均測光をサポートしていないので、分割測光を使うほかありません。

とりあえず分割測光に挑戦してみます。さて、どうなるでしょうか。


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