みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

パソコンと網膜剥離

2006年05月29日 23時58分39秒 | 日常のあれこれ
病院に行ってきました。白目から派手に出血していることに気づいたのは土曜日の夜でしたが、その時間に病院は開いておらず、翌日も日曜日ということで、結局受診が今日になってしまいました。

病院では長時間待たされるだろうということで、今日は仕事を休んでいます。案の定、受け付けから1時間50分待たされました。ボーッとしてるのもバカバカしいので読書タイムにします。視力検査の前に読書するのもいかがなものかと思いますが、待ち時間で本を1冊読めちゃいました。

診察の結果、白目からの出血は結膜下出血と診断されました。そのまま放っておけば血は自然に体に吸収されて元の白目に戻るので、特に心配はいらないようです。薬も眼帯も出されませんでした。眼帯萌えの友達はかなり悔しがっていることでしょう。

代わりにもらってきたのが結膜下出血の小冊子。この小冊子の内容は、参天製薬のWebページ「気になる結膜下出血」に記載されている内容と同じでした。医療情報ファイルに入れておきましょう。

私は、過去の検査結果や診断書、医師から渡された資料などをひとつのファイルにまとめてあります。まとめていると言っても、クリアポケットに放り込んでいるだけですけど。自分の体の情報を整理しておくのは大事なことですから。

通院のために仕事を休んだことですし、飛蚊症 (ひぶんしょう) が少し進んだように感じたので、この機会に眼底検査も受けてきました。

小さい頃から、目の前に透明なホコリが浮いたように見えていました。目を動かすと、目の動きにつられてホコリみたいなものも動きます。このホコリみたいなものが見える症状が飛蚊症です。最近、そのホコリみたいなものが増えたように感じていました。

何しろ、ずっとパソコンのディスプレイに向かう仕事をしており、普段から目を酷使しています。特に心配なのが、仕事中に画面をスクロールすること。

スクロールするとき、例えばPage Downキーを押すと、1ページ分 (設定によっては1/2ページ分など) 下に進んだ画面が表示されます。

このときの画面の切り替えには2種類の方式があり、それぞれジャンプスクロールとスムーズスクロールと呼びます。

ジャンプスクロールは、スクロールのときに画面が不連続的に切り替わる方式です。本のページをめくる方式に似ています。

スムーズスクロールは、画面上の文字や画像がずるずると流れるように移動して前後のページに移る方式です。巻物をたぐりながら読むのに似ています。たいていのアプリケーションでは、マウスのホイールを回してスクロールすると、このスムーズスクロールでスクロールします。

ところが、このスムーズスクロールを行うときには目が細かく動きます。スムーズスクロールを行う前には、画面上の特定の文字や画像に視線が向けられていますが、スムーズスクロールを開始すると、新しく表示される文字や画像に視線が向けられ、その文字や画像がスクロールで流れていく動きを目が追いかけます。その状態でもスクロールは続き、さらに新しい文字や画像が表示されます。ある程度画面が流れると、視線はまた新しい文字や画像に向けられ、それらの文字や画像の流れを目が追いかけていきます。

この繰り返しにより、眼球は細かい動きを短時間にたくさん繰り返します。この細かい眼球の動きが網膜剥離 (はくり) を引き起こす危険性があるという指摘があります。

果たして本当にスムーズスクロールによって網膜剥離が起きやすくなるかどうかは分かりませんが、よく分からないのであれば避けるのが賢明です。

私は、アプリケーションの設定でスムーズスクロールをオフにできる場合はオフにして、ジャンプスクロールを使っています。スムーズスクロールをオフにできない場合は、いったんスクロール範囲から目をそらしてからスムーズスクロールを行い、また視線を戻すようにしています。

そして今回の眼底検査。物がゆがんで見えるようになったり失明したりしてからでは遅いので、早め早めの対処が必要です。そのためにも検査は大事です。人間は、生きていくうえで必要な情報の8割を視覚から得ているそうです。視力を失ったら不便この上ありません。

幸い、今回の検査で網膜剥離に結びつく徴候は見られませんでした。今後も注意深く見守っていきます。

検査も終わりました。今日は通院のために仕事を休み、丸一日時間を自由に使えることですし、この後はお楽しみタイムといきたいところですが、カメラを提げて撮影に行くことはできません。病院から外に出ると光がまぶしいわ、目がチカチカするわ、周りの景色が霞んで見えるわ、普通に歩くだけでもかなり神経を使います。

眼底検査の前に、網膜を観察しやすくするために瞳孔を開く目薬を点眼されているんです。その薬の効き目が切れるのは4~5時間後のこと。それまでは瞳孔が開いたままになってしまい、とても遊びに出られる状態ではありません。家でおとなしくしていましょう。




蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年5月29日の記事は → 「カレーパン・7 (ハバネロカレードーナツ)

【みぃのつぶやき】 そういえば、最近カレーパンを食べていません。何となく揚げ物を敬遠したい気分。パン屋さんにもっと焼きカレーパンが増えてくれるといいなぁ。

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