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ICレコーダーが届いた

2011年10月30日 22時56分06秒 | IT・デジタル
ネットで注文したICレコーダーが届きました。安い上に注文の翌日に届くなんて、こんなに便利でいいのでしょうか。服やバッグなどの通販だと、届くまで数日待つのが当たり前なのですが。

まずは、いろいろ設定して充電。

レッスンの録音にはモノラル標準 (MP3 48kHz) モードを使うことにしました。録音される音域は14kHzまでです。特別に配慮した録音環境を用意するわけではないので、これで十分でしょう。ライン入力から音楽を取り込む場合は、さらに高音質のモードを使うことにします。

仕様によれば、モノラル標準モードだと178時間録音できるそうです。7年前に買ったICレコーダーは高音質モードで2時間半しか録音できず (それでも音域は300~4300Hzに過ぎません)、レッスン中の重要箇所をいつでも復習できるようにICレコーダーに残しておくには限界がありました。今回買ったICレコーダーなら、重要なポイントを集めてICレコーダーに入れておき、いつでもどこでも、たとえ寝る前の布団の中であっても、思い立ったときにすぐに復習することができます。

ただし、高機能な分だけメニュー項目も多くなっています。7年前に買ったICレコーダーは機能も限られていて、録音品質やマイク感度の設定にも専用のボタンが用意されていました。通常の操作はメニューをたどらなくても実行でき、メニューをたどる必要があるのは、操作音のオン・オフや内蔵時計の日時設定など、めったに使わない機能を設定するときだけでした。ところが、今回買ったICレコーダーは、録音内容を操作するためにも2階層のメニューをたどって操作を選択しなければならず、かなり使いにくいです。

例えば、トラックマーク (頭出しの目印にするマーク) を設定するときはボタンを1回押すだけで設定できますが、トラックマークを消去するときは、かなり面倒なメニュー操作が必要です。トラックマークを消去するには、消去しようとするトラックマークの後の位置で再生を停止し、メニューの [編集] タブから [トラックマーク消去] を選択する必要があります。メニューを上から順にたどって [編集] タブから [トラックマーク消去] を選択することもできますが、その方法よりも、メニューを逆順にたどって [表示] タブから回るほうがボタン操作が少なくなります。それでも、かなりのボタン操作が必要です。

  1. [停止] ボタンを押して、再生を停止させる。

  2. [メニュー] ボタンを押して、メニューを表示させる。

  3. [<<] ボタンを押して、カーソルをタブに移動する。

  4. [↑] ボタンを2回押して、[表示] タブに移動する。

  5. [>>] ボタンを押して、[表示] タブのメニューに移動する。[表示] タブの中の最初のメニュー項目にカーソルが移動する。

  6. [↑] ボタンを4回押して (自動的に [表示] タブから [編集] タブに切り替わる)、カーソルを [トラックマーク消去] メニューに移動する。

  7. [決定] ボタンを押す。

  8. 確認ダイアログが表示されるので、[↑] ボタンを押してカーソルを [実行] に合わせ、[決定] ボタンを押す。

ボタンを押すこと、なんと13回。メニューが複雑すぎます。再生を停止させた後に [トラックマーク] ボタンの長押しでトラックマーク操作用のメニューが表示されれば、かなり操作が楽になります。あるいは、[トラックマーク] ボタンを押しながら [消去] ボタンを押すか、消去の確認ダイアログで [トラックマーク] ボタンを押すことでトラックマーク消去メニューが表示される仕組みでも使いやすいでしょう。

残念ながら、メニュー操作が面倒なほかに、各種の設定内容を一覧することもできません。設定内容を確認したいときは、いちいち各メニューをたどって1項目ずつ確認して回る必要があります。見通しが悪いことこの上なし。高機能化すれば操作は煩雑になると割り切って我慢しなければならないようです。

携帯電話はユーザーインターフェースがかなり研究されていますが、ICレコーダーはそこまで進化してないのかなぁ。

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