私は小さい頃からびわが大好きでした。びわの実をたくさん食べれたら幸せだと考え、食べ終わった後に残った種を庭に埋めたことがありました。種を捨ててしまうのがかわいそうという気持ちもありました。当時はまだ小学生でしたから、植えればそのうち実がなって食べられると思っていました。
小さかった芽も次第に大きくなり、やがて私の背丈をはるかに超えるまで伸びました。
その頃、父の勤務先の人の奥さんがまだ30代の若さでガンと宣告され、入院していました。わらにもすがる思いだったのでしょう、びわの葉を火であぶって患部に貼るという民間療法を試したいということで、うちの庭で大きくなっていたびわの葉を何回か差し上げました。
その後、奥さんは回復して今も元気に暮らしているそうです。びわの葉がどの程度効果的だったかは分かりませんが、病院での治療をはじめ、いろいろな努力が積み重なって完治に結びついたのでしょう。
このガンの話は最近になって父から聞きました。当時の私はガンの治療に使われたなんて全然知りませんでした。気まぐれに植えた種が人の役に立ったなんて、めぐり合わせというのは不思議なものです。
あのびわの木は、引っ越すときに切り倒されてしまいました。植えてから5~6年経った頃だったでしょうか。結局実はならないままでした。
え~ん 。・°°・(p_q)・°°・。 びわの木がかわいそうだよ~。
借家の庭に勝手に木を植えちゃった私もいけないんですけど。
(※写真は今年の実家のびわの木。本文とは直接関係ありません。)
びわの実レポートの目次は → こちら (葉や種の利用法も紹介しています)
「びわの葉茶を作る・4 (飲み方)」 ← 前のびわの実レポート
小さかった芽も次第に大きくなり、やがて私の背丈をはるかに超えるまで伸びました。
その頃、父の勤務先の人の奥さんがまだ30代の若さでガンと宣告され、入院していました。わらにもすがる思いだったのでしょう、びわの葉を火であぶって患部に貼るという民間療法を試したいということで、うちの庭で大きくなっていたびわの葉を何回か差し上げました。
その後、奥さんは回復して今も元気に暮らしているそうです。びわの葉がどの程度効果的だったかは分かりませんが、病院での治療をはじめ、いろいろな努力が積み重なって完治に結びついたのでしょう。
このガンの話は最近になって父から聞きました。当時の私はガンの治療に使われたなんて全然知りませんでした。気まぐれに植えた種が人の役に立ったなんて、めぐり合わせというのは不思議なものです。
あのびわの木は、引っ越すときに切り倒されてしまいました。植えてから5~6年経った頃だったでしょうか。結局実はならないままでした。
え~ん 。・°°・(p_q)・°°・。 びわの木がかわいそうだよ~。
借家の庭に勝手に木を植えちゃった私もいけないんですけど。
(※写真は今年の実家のびわの木。本文とは直接関係ありません。)
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びわの葉茶にはいろいろな作り方があるようです。うちでは乾燥させるだけですが (一番簡単)、焙煎する人もいるようです。それぞれの好みで流儀があるのでしょう。