高松港に停泊している大きな船を横目に見ながら、香川レインボー映画祭の会場に向かいます。
てくてくてく……
高松港から道路を挟んだ側に、人の背丈ほどもある大きないかりが鎮座していました。
いかりは、四国と本州を結ぶ海の玄関口として発展してきた高松の歴史をにじませて、静かに船の往来を見守っています。宇高連絡船讃岐丸のいかりだそうです。この大きな鉄の塊で船を止めるのね。いかりが大きければ鎖も太い。布団ばさみほどもある大きな輪を連ねて造られています。
映画祭の会場に行くと、パンフレットが入った袋を手渡されました。袋の中にはオフィシャルグッズも。
オフィシャルグッズと呼ぶような大げさなものではないのでしょうけど、渡された袋にはうちわが入っていました。うちわは、レインボー映画祭を象徴して虹を模した赤から紫までの帯で彩られています。裏側のイラストは、ランニングシャツ姿のマッチョな男性。
イラストに描かれた男性の目元は柔らかく優しげで、口元には穏やかで幸せそうな笑みが浮かんでいます。
このマッチョな男性のイラストは児雷也さんの作。何だかパワーのある絵だな~と思って調べてみたら、Webサイトを見つけました。プロフィールから察するに、ゲイの漫画家のようです。なるほど、それでレインボー映画祭のグッズにこのイラストが出てきたのね。イラストはどれも表情豊かで、今にも動き出しそう。私はゲイではないので、そこから先は遠慮しときます。
映画は4本見てきました。どれもアマチュアが制作した映画です。作品はピンキリ。見てる私が恥ずかしくなっちゃうような映画から、映像専攻の学生が卒業制作として制作した映画までいろいろありました。卒業制作の映画は演技もしっかりしてて、ちゃんと見れます。もう少し時間に余裕があれば突っ込んだ脚本が作れただろうな、と思わせる出来でした。あまり映像作品に造詣のない私は、楽しいか楽しくないか、作品に引き込まれるかどうか、といった次元でしか見れませんでした。ごめんね。
楽しければいいのだ! ヾ(≧∇≦)〃 (←開き直ってる)
会場を出ると、外はすっかり暗くなっていました。
サンポート高松のエスカレーター棟が、同心円状の骨格に光を閉じ込めて、灯ろうのように夜空に伸びています。
JR高松駅はドーム型の屋根で覆われ、正面は全面ガラス張りになっています。ドーム天井に並んだ照明がビル4階分に相当しそうな高さの吹き抜けを黄色く染め上げ、ガラス張りになったエントランスを一枚のスクリーンに仕立て上げています。
ずいぶん夜も遅くなっちゃった。明日も朝早く起きなきゃいけないから、急いでホテルに帰って寝ましょ。
鳴門・高松旅行の目次は → こちら
「鳴門・高松旅行記・30 (高松城の庭園)」 ←鳴門・高松旅行の前の記事 (旅程順) はこちら。
(11月19日追加) うちわのイラストを描いた児雷也さんのWebサイトへのリンクを追加しました。
(11月23日追加) うちわに描かれた男性の表情がよく見えるように、拡大した画像を追加しました。
てくてくてく……
高松港から道路を挟んだ側に、人の背丈ほどもある大きないかりが鎮座していました。
いかりは、四国と本州を結ぶ海の玄関口として発展してきた高松の歴史をにじませて、静かに船の往来を見守っています。宇高連絡船讃岐丸のいかりだそうです。この大きな鉄の塊で船を止めるのね。いかりが大きければ鎖も太い。布団ばさみほどもある大きな輪を連ねて造られています。
映画祭の会場に行くと、パンフレットが入った袋を手渡されました。袋の中にはオフィシャルグッズも。
オフィシャルグッズと呼ぶような大げさなものではないのでしょうけど、渡された袋にはうちわが入っていました。うちわは、レインボー映画祭を象徴して虹を模した赤から紫までの帯で彩られています。裏側のイラストは、ランニングシャツ姿のマッチョな男性。
イラストに描かれた男性の目元は柔らかく優しげで、口元には穏やかで幸せそうな笑みが浮かんでいます。
このマッチョな男性のイラストは児雷也さんの作。何だかパワーのある絵だな~と思って調べてみたら、Webサイトを見つけました。プロフィールから察するに、ゲイの漫画家のようです。なるほど、それでレインボー映画祭のグッズにこのイラストが出てきたのね。イラストはどれも表情豊かで、今にも動き出しそう。私はゲイではないので、そこから先は遠慮しときます。
映画は4本見てきました。どれもアマチュアが制作した映画です。作品はピンキリ。見てる私が恥ずかしくなっちゃうような映画から、映像専攻の学生が卒業制作として制作した映画までいろいろありました。卒業制作の映画は演技もしっかりしてて、ちゃんと見れます。もう少し時間に余裕があれば突っ込んだ脚本が作れただろうな、と思わせる出来でした。あまり映像作品に造詣のない私は、楽しいか楽しくないか、作品に引き込まれるかどうか、といった次元でしか見れませんでした。ごめんね。
楽しければいいのだ! ヾ(≧∇≦)〃 (←開き直ってる)
会場を出ると、外はすっかり暗くなっていました。
サンポート高松のエスカレーター棟が、同心円状の骨格に光を閉じ込めて、灯ろうのように夜空に伸びています。
JR高松駅はドーム型の屋根で覆われ、正面は全面ガラス張りになっています。ドーム天井に並んだ照明がビル4階分に相当しそうな高さの吹き抜けを黄色く染め上げ、ガラス張りになったエントランスを一枚のスクリーンに仕立て上げています。
ずいぶん夜も遅くなっちゃった。明日も朝早く起きなきゃいけないから、急いでホテルに帰って寝ましょ。
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(11月19日追加) うちわのイラストを描いた児雷也さんのWebサイトへのリンクを追加しました。
(11月23日追加) うちわに描かれた男性の表情がよく見えるように、拡大した画像を追加しました。
高松駅は2001年12月竣工ということなので、駅としてはかなり新しいです。このようにガラス張りにして光で演出するデザインも、いかにも最近の建物という感じです。ただ、駅周辺だけやたらに現代的な建造物が目立って、少し違和感がありました。
見た人の気分が虹色になったら、主催者も喜ぶでしょう。いろんな人が共存する社会を虹になぞらえた「レインボー」映画祭です。マッチョのうちわ、人気があるならオークションに出品すると高く売れるかな? あ、でも、人気グッズなら手元に置いておかないと。
※ イラストに描かれた男性の表情がよく見えるように、拡大した画像を追加しました。