但馬を訪ねようと思ったきっかけは、新聞に折り込まれていた旅行会社の広告。どこか旅行に行きたいと思ってアイデア探しに旅行会社のチラシに目を通していたところ、日本海を背に、真っ赤な鉄骨で組み上げられた橋を列車が渡っている写真が目に留まりました。JR線に乗って餘部 (あまるべ) 鉄橋を渡るツアーだとか。
「こんなところに壮大な鉄橋が架かってるんだ」
鉄道ファンの間ではよく知られた鉄橋のようですが、今まで一度も耳にしたことはありませんでした。
私は技術や科学にも興味があります。人間がいろいろと工夫してきた歴史の中で、さまざまな仕組みが考え出され、実用化されてきました。かつての技術の粋を集めて作り出された機械や建造物などは、既に最新技術の地位を他に譲ったとはいえ、人々の努力と工夫、知恵と歴史を静かに語りかけてくる温かい存在になっています。
餘部鉄橋は明治45年に建設され、94年もの長きにわたって人々の往来を助けてきました。その餘部鉄橋も老朽化が進み、来年にも架け替え工事が計画されています。
餘部鉄橋は、今まさに産業遺産になりつつあります。
「今度の旅は餘部鉄橋に決めた」
そうと決まれば情報収集です。スケジュールがガチガチに決められた団体旅行は苦手ですし、撮影のためには現地での滞在時間を長く取りたいです。何より、自分で調べて旅を組み立てるのが大きな楽しみでもあります。そんなわけで、旅は毎回必ず自分で計画し、自分で手配します。計画といってもかなり大雑把で、回りたい場所をいくつかピックアップして交通手段を調べておくだけ。出発前に確保するのは行きの交通手段と宿だけにして、2日目以降の交通手段は現地で柔軟に決めて行動します。
せっかく行くなら餘部鉄橋以外にも何箇所か訪ねたいのですが、但馬方面の観光情報が少ないのなんの。書店に足を運んでも但馬を扱ったガイドブックはほとんどなく、関西方面のガイドブックにも但馬のことは書かれていません。インターネットで各地の観光協会のWebサイトを見て回り、何とか情報を収集します。
現地での移動にはJR線か路線バスを使います。路線バスは全但バスが運行しています。
せっせと情報を集めようとするものの、観光協会のWebサイトには縦割り行政と役人的発想の弊害が出がちです。市町村の境界で情報がプツッと途切れてしまう、全体をザッと見渡すことができない、見所の紹介が地図と連動していないなど、決して旅行者にとって見やすい構成とは言えません。

仕方なく、旅行会社の店頭にあった主催旅行のパンフレットにまで手を出すことに。城崎温泉のほかは、天橋立についてほんの少し触れているだけですが。

地図を中心に見所が整理されていて、とっても見やすい。さすが旅行会社。行きたい気持ちをかき立てる書き方を心得ています。この主催旅行に申し込むわけではありませんが、眺めているだけで心が躍ります (毎晩、寝る前に眺めたものでした)。
主催旅行に申し込まないのにパンフレットをもらってきちゃっていいのかって? いつもここのお店でJRの指定券などを買ってますし、今回もこのお店で指定席を取るつもりです。これくらいサービスしてもらわないとね。
但馬旅行の目次は → こちら
「いってきます」 ← 但馬旅行の前の記事 (旅程順) はこちら。
「こんなところに壮大な鉄橋が架かってるんだ」
鉄道ファンの間ではよく知られた鉄橋のようですが、今まで一度も耳にしたことはありませんでした。
私は技術や科学にも興味があります。人間がいろいろと工夫してきた歴史の中で、さまざまな仕組みが考え出され、実用化されてきました。かつての技術の粋を集めて作り出された機械や建造物などは、既に最新技術の地位を他に譲ったとはいえ、人々の努力と工夫、知恵と歴史を静かに語りかけてくる温かい存在になっています。
餘部鉄橋は明治45年に建設され、94年もの長きにわたって人々の往来を助けてきました。その餘部鉄橋も老朽化が進み、来年にも架け替え工事が計画されています。
餘部鉄橋は、今まさに産業遺産になりつつあります。
「今度の旅は餘部鉄橋に決めた」
そうと決まれば情報収集です。スケジュールがガチガチに決められた団体旅行は苦手ですし、撮影のためには現地での滞在時間を長く取りたいです。何より、自分で調べて旅を組み立てるのが大きな楽しみでもあります。そんなわけで、旅は毎回必ず自分で計画し、自分で手配します。計画といってもかなり大雑把で、回りたい場所をいくつかピックアップして交通手段を調べておくだけ。出発前に確保するのは行きの交通手段と宿だけにして、2日目以降の交通手段は現地で柔軟に決めて行動します。
せっかく行くなら餘部鉄橋以外にも何箇所か訪ねたいのですが、但馬方面の観光情報が少ないのなんの。書店に足を運んでも但馬を扱ったガイドブックはほとんどなく、関西方面のガイドブックにも但馬のことは書かれていません。インターネットで各地の観光協会のWebサイトを見て回り、何とか情報を収集します。
地域 | 観光情報Webサイト | JR駅とコインロッカー | メモ |
---|---|---|---|
但馬広域 | 但馬情報特急 | - | 但馬地方の広域的な観光情報。 |
香住 | 香住町観光協会 | 香住駅 ○ |
餘部鉄橋は香美町香住区にある。 |
柴山 | 柴山観光協会 | 柴山駅 × |
香美町の一部。 |
竹野 | たけの観光協会 竹野町商工会 |
竹野駅 × |
商工会のサイトには竹野町の宿泊情報が豊富。 |
豊岡 | 豊岡観光協会 豊岡市観光情報 |
豊岡駅 ○ |
但馬の中心となる市。 |
城崎 | 城崎温泉観光協会 | 城崎温泉駅 ○ |
コインロッカーは駅前の旅館案内所横にもある。 |
出石 | 出石観光協会 出石まるごとナビ |
(JR駅無) | JR豊岡駅前から全但バス出石行きで30分。 |
浜坂 | 浜坂観光協会 | 浜坂駅 ○ |
香美町より鳥取側にある町。 |
現地での移動にはJR線か路線バスを使います。路線バスは全但バスが運行しています。
せっせと情報を集めようとするものの、観光協会のWebサイトには縦割り行政と役人的発想の弊害が出がちです。市町村の境界で情報がプツッと途切れてしまう、全体をザッと見渡すことができない、見所の紹介が地図と連動していないなど、決して旅行者にとって見やすい構成とは言えません。

仕方なく、旅行会社の店頭にあった主催旅行のパンフレットにまで手を出すことに。城崎温泉のほかは、天橋立についてほんの少し触れているだけですが。

地図を中心に見所が整理されていて、とっても見やすい。さすが旅行会社。行きたい気持ちをかき立てる書き方を心得ています。この主催旅行に申し込むわけではありませんが、眺めているだけで心が躍ります (毎晩、寝る前に眺めたものでした)。
主催旅行に申し込まないのにパンフレットをもらってきちゃっていいのかって? いつもここのお店でJRの指定券などを買ってますし、今回もこのお店で指定席を取るつもりです。これくらいサービスしてもらわないとね。
但馬旅行の目次は → こちら
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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥 2005年9月15日の記事は → 「大腸の診断が確定」 【みぃのつぶやき】 大腸ガンでないことが確定したので、完全に安心しきって生活してます。安心するためにも検査が大事ってことね。 ※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。 |