筆柿

この前、父からもらった柿。もう秋のようです。

柿、大好きです。特に好きなのは硬い柿。あの歯ごたえがたまりません。お店で売られてる柿の実には硬い実と軟らかい実がありますが、軟らかい実に当たってしまった日には外れくじを引いたかのような気分です。

軟らかい実がある場合はどうするかって? うちの母はとろけそうなくらいに軟らかい柿が好きなので、硬い実を私が、軟らかい実を母が食べるように分配します。軟らかい実しかない場合は……それを食べます。

父からもらったこの柿、細長いので筆柿ですね。小さい頃からよく食べてたのは富有柿のようなコロンと丸い柿で、この細長い筆柿はたまにお目にかかる程度でした。

この柿、食べ終わった後の種は、まさにお菓子の「柿の種」そのものの細長い形をしています。

小さい頃よく食べた柿は丸い柿だったので、種も丸く、私は柿の種は丸いものだと思っていました。当然、あのお菓子に柿の種という名前が付いてる理由はさっぱり分かりませんでした。

(∂_∂)ゞ 賢くなったもんだ。

調べてみると、この筆柿は愛知県の特産品で、全国生産量の95%以上が幸田町で作られてるんだそうです。知りませんでした。聞いたこともない町が意外なところで日本のトップシェアを握ってたりするんですね。

ヾ(≧∇≦)〃 えらいっ！

でも、もっと幸田町の筆柿をアピールしたほうがいいと思います。魚沼のコシヒカリや松坂牛とは全然知名度が違いますし。「筆柿」でGoogle検索して出てきた幸田町を「こうだちょう」と読んでしまい、その後幸田町のWebサイトを開いてから「こうたちょう」って読むことを知ったくらいですから。

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