授業参観の後に

昨日のインドカレーの詳細報告♪

「授業参観」の帰りに母を食事に誘いました。せっかく都心に出たので、ちょっと変わった料理を食べさせてあげましょう。私の腹積もりはエスニック料理。でも母には内証。私は、行き先を告げずに「ミステリーツアー」と称して母を連れ回すことがあります。紅葉を見に醒ヶ井 (さめがい) を訪ねたときもミステリーツアーでした。

今回の仕事は終わる時間が遅いので、食べ損ねないように、どのお店が何時まで開いているかをネットで調べておきました。時間さえ分かれば、道は分かります。以前はこの近辺の会社に勤めていましたから、裏通りもすいすい歩けます。

ところが、ピックアップしたお店のうち1軒が閉店しており、別のベトナム料理店は満席でした (お店がちっちゃいからねー)。最後の1軒でようやくヒット。

よくよく考えてみれば金曜日でした。会社勤めの人が仕事帰りに大挙して飲みに繰り出す日です。「授業参観」が金曜日になると事前に分かっていれば、予約を入れることもできたのですが。

最後の1軒として狙っていたのは、インド料理のお店。ウェイターを務める男性は肌が浅黒く、顔の彫りも深いです。女性はサリーをまとって給仕しています。ここのお店は、日本人にインド料理を提供するだけでなく、南アジア出身の人のコミュニティーとしても機能しているのでしょう。そういう場がこの日本にあることが嬉しくなりました。



外食の場合は野菜が少なくなりがちなので、決まってサラダを追加します。このサラダ、ドレッシングが真っ赤で辛い、辛い！



続いてサモサ。春巻のような皮でジャガイモを三角に包んで揚げた料理です。右奥の赤いトマトソースが甘くて、シンプルなサモサに合います。



メインのカレーセット。手前から順に野菜カレー、チキンカレー、キーマカレー。だんだん辛くなっていきます。サフランライスは少し酸味があって、キーマカレーと相性ぴったり。タンドリーチキンはさっぱり風味。

カレーセットはボリューム満点。小柄な女性だと食べきれないかも知れません。料理を追加注文したこともあり、完全に食べすぎです。


締めはラッシー。
「ラッシーって何?」
母はラッシーが何かを知りません。
「犬?」
それは名犬ラッシー、Lassieだから。これから飲むのはlassiだから。

私は、あえて何も教えません。
「あたしとしては、最後はこれで締めたいな」
勝手に注文しちゃいました。たまには何が出てくるかドキドキってのもいいでしょ。

これだけ食べて飲んで、1人あたり3,500円に達しませんでした。都心でこの値段ならOKでしょ。