自然の芸術: 月の光環

中秋の名月と呼ばれる十五夜を過ぎましたが、まだまだお月様が明るく夜の街を照らす日が続いています。お風呂上がりに月を見上げるのがここ数日の日課です。

昨日夜空を見上げたところ、ちょうど月の周りに薄い雲がかかって、月を中心に真ん丸い光の輪がぼうっと広がってました。この現象は光環っていうようです。こんな現象は初めて見ました。

最初は全体に薄い雲がかかって完全な輪になっていましたが、デジカメの撮影モードを設定しているうちに雲が切れてしまい、輪が欠けてしまいました。その後、何回も夜空を見上げてみましたが、完全な輪になった光環は見れませんでした。残念。

(12月16日追記) 光環について調べてみました。光環は視半径2～3度の小さな光の輪を指し、ほかに光冠という書き方もあります (三省堂大辞林より)。光環より半径が大きいものは月暈 (つきがさ、げつうん) と呼ぶようです。