D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=2.8, SS=1/8s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)
今年も行ってきました、みなと祭の花火。
一点から光が放たれたかと思うと、巨大な光の筋が一帯を飲み込みます。
今年も花火を見に来たんだなぁ。しみじみ。
光の筋一本一本は無意識のうちに心の底まで深く届き、黒く濁った世界を少しずつ押し流します。気づけば、日々の時間とともに沈殿した黒い感情の残渣 (ざんさ) が波にさらわれるように引いていきます。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=3.3, SS=1/8s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)
目にゴミが……。砂ぼこりかな? 何だろ? 灰?
風向きの関係か、ときどき花火の燃えかすが顔に落ちてきます。それほど花火に近い場所です。
確保した場所は、花火に一番近い場所。これ以上は打ち上げ場所に近づけません。花火はすぐ頭上に打ち上がります。迫力ある花火を楽しめるはず。ただし、あまりに打ち上げ場所に近すぎて、この場所で撮影すると、花火と一緒に周囲の状況を写し込むことはできません。写真としてはイマイチですが、今回は撮影するより見て楽しもうと思っていました。カメラは、あくまでお祭りの情景を撮るためのもの。バッグには、標準ズームレンズを付けたカメラだけが放り込んであります。
でも、何度となく大輪の花火に飲み込まれているうちに他の人にも見せたくなって、結局カメラを引っ張り出すことに。だったらちゃんと機材を持ってきなよ、とひとり言。いいのいいの、一脚でも撮れるんだから。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=3.3, SS=1/8s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)
右目はカメラのファインダーに当て、左目では実際の花火を見ています。
撮るなら、アングルファインダーを持ってくればよかった。花火がすぐ頭上に開くので、カメラも急角度で構えなければなりません。アングルファインダーがあれば楽に撮れたはず。おまけに焦点距離36mm (35mm判換算) なんかで構えるものだから、花火を追いかけきれずに、ときどきフレームアウトしちゃうのよ。
名古屋港花火の関連記事:
2008年12月25日: 名古屋港スターライト花火
2008年7月22日: 大輪の花火
2008年7月21日: 宵の口を染める紅花
2007年12月24日: 名古屋港100周年スターライトレビュー
2007年7月24日: みなと祭花火
2006年12月25日: イブの花火