日本人の持つ本質！

　本来、日本人は農耕民族であるとされています。　戦後のアメリカによる誘導で、如何にも狩猟民族であるかのような経済活動、社会生活を営んで来ましたが、もう一度考え直す時期にあります。

　究極で言えば、私達が農耕民族であるなら、寧ろスエーデンのような高福祉を目指すべきであったと思うのです。

　ただ、日本人のような理性や節操の無い感性では、高福祉社会も成立ち得ない可能性はあります。　それは社会が求める公平性と個人の欲望のギャップが大き過ぎる点に問題があるからです。

　どんな社会も最終的には、主導する立場に在る者達の資質の問題です。　現在も言われるように、全てにバランスが重要です。　人間ですから、私利私欲もあるでしょう！！　長く、平和で豊かな社会を維持するために本当に必要なものが何であるのかという理念です。

　最終的に言える事は、日本人には市場原理だけで、強い者が勝つという考えは向いていないのではないかと言うことなのです。　現実には競争社会を最善とする流れにあるのですから、勝たねばならないという考えで正しいと考えかちですが、これは現状維持型の自己誘導に過ぎません。

　例を上げれば、宝くじです。　その貴重な資金がどんな使い方をされていようと、買わなければ当たることはないから、先ず買うんだと考える。　悪いとは言いませんが、これも自らの行動を正当化する自己誘導です。

　全く日本人には向いていません。　と私には思えます！！