自由と平等の持っ意味！

民主主義を目指した時代から現在に至るまで私達は、大きな勘違いをしてきました。

それは民主主義の基本的な要素として、自由と平等を並列的に考え、同時に人間の権利として追求してきてしまったのです。

ところが、自由と平等は相反する面の方が大きかったのです。 この勘違いは、民主主義にとって致命的な障害になるものです。

現代でさえ、この矛盾に気付かすに自己破壊に陥っている人は多いです。

アメリカやフランスの言う自由の追求は、この理念の矛盾を無視した為に、大きな障害にぶつかっているのです。
この幻想は、ある意味、麻薬のように人間を引き付けます。
だから、他を思いやったり受け入れる余裕を与えません。

絶対的に自分が正しくて、間違いは自分ではないと思い込んでしまいます。

自由と言うもの、平等と言うものの持ち合わせる意義と意味を今一度、考え直さなければ、本当の民主主義の社会は実現出来ません。