果たして、いつＴＰＰは実効するのか？

愚民化した日本では、批准も困難ではないでしょうが、アメリカの国会次第と言うのが実情でしょう。

あとの国は、アメリカ、日本が批准を済ませれば、右に倣えの状態です。

アメリカはと言えば、国民は別として、何処までも中国を意識したＴＰＰですから、何とか批准にもって行くと思います。
ただ、中身を検証したら、どの国でもメリット、デメリット様々で反対派も多く居ます。

誰も口にしないが、関税を掛けないということは、税収は減る訳です。
勿論、この間は消費税の増税やらで帳尻は合いますが、その分輸入品が安くなるかといえば、僅かしか輸入品は下がりません。

足算、引算だけで答えが出るような単純なものではないからです。

現実に、今の野菜や果物を見ても明らかに便乗して値を上げています。
野菜や果物だけではありません。 他にも根拠の怪しい値上げも沢山あります。

特に日本においては、還元される果実の半分も国民、庶民に返って来ません。
搾取する側に、旨味みかはが消えてゆく社会のシステムが出来上がっているからです。
世界中で、このカラケリか張り巡らされ、網の中で庶民がモガイています。

ＴＰＰも、騙しの一環に過ぎません。 このカラケリに気付くような国民レベルの国は少ないでしょう！
政治家が、国民の為になると見せ掛ける悪巧みに過ぎないのです。
これも国民の自業自得ですね！

世界に拡がる逆転現象！

あらゆる分野で、この逆転現象の渦が拡がっています。
これは民主主義の崩壊から来ています。

例えば、役所は誰の為に存在しているのかというなら、役人の為であり、学校は誰の為にあるかと言えば、教育者の為であります。

病院は医者の為にあり、裁判所は法曹界の為にあります。

ですから、役人は市民の事をお客さんと言います。医者も患者をお客と言い、政治家にとっても納税者はお客という訳です。

さすがに、学校が生徒をお客とは言いませんが、扱いはお客です。

社会保障も誰の為かと言えば、福祉や医療の施設の為にあります。

結局、庶民や民衆は皆、お客な訳です。
機関や施設の関係者を食わせる為のお客です。

昔は、公務員は公僕とか聖職とか言われて来ましたが、今では彼らの金儲けの対象でしかありません。

民主主義の国と言われる国家が誕生した時から、こうなるのは必然だったのでしょうか？

本来は、国と国民、学校と生徒、医者と患者のような関係にある者は、互いに機能して有効に作用し合うへきもので、この関係は互いに進化していくべきです。

ところが一方が、もう一方を食ってしまうという関係になってしまうと当然、健全な関係は保てません。 関係は破綻し、組織は崩壊するのです。

今、世界で健全な社会が崩壊して来ているのは、相互の関係のバランスが崩れて、一方のエゴばかりが満たされつつあるからです。

所詮、社会というものは、その繰り返しかも知れませんが、知恵があれば、もう少し、優れた社会の構築も可能と思いますが如何でしょうか？

ノーベル賞って騒いでいますが！

今、騒がれているニュートリノとか、素粒子とか！私が考えるに、小さな粒子について言えば、まだまだ、もっと小さな粒子は存在するに違いないです。

宇宙について考えるに今、地球が属している宇宙以外にも宇宙は存在しています。

小さいものの極限は、行き着く処は無ですし思考を外に巡らすなら、行き着く処は無限です。

無と無限に思いを巡らすなら今、人間が知り得た事など微々たるものでしょう！

地球上の人間が存在することは、宇宙規模で考えるなら、誤差の範囲で偶然に誕生し、宇宙の隙間で存在しているに過ぎません。

例えば、太陽が発するエネルギーが５%減少したら多分、地球上の人間は生きてはいられないでしょう！

増して、太陽系に異変が起きたり他の星運河と衝突すれば忽ち、地球は姿、形を変えるに違いありません。

地球上の温度が人間が生きていける適温に保たれ、空気や水に恵まれているのも、偶然の積み重ねです。
偶然が何重にも重ならないと存在し得ない人類です。 宇宙の誤差の隙間に存在する人間。

無限の時から見れば、この地球の数千年なんて、瞬く間です。そんな中、ニュートリノの発見やニュートリノに重さがあるとか無いとか、私から見れば、大した問題ではありません。

それより何故、今、私が此に存在するのか教えて下さい。 宇宙や地球が偶然の積み重ねで存在したのと同じですか？

という事は突然、消えて無くなる事も当然の摂理ですか？
存在、そのものが儚く虚しい現象に過ぎないのですか？

ならば、もし神、仏が居たなら、この宇宙も地球も人間も何かの失敗で創り出した産物ですか？

私達、人間が苦悩するのは何の為でしょう！