hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

国民戦線党、決戦投票では、敗北!

2015-12-15 00:08:54 | 日記
予想通り、決戦投票では、第三政党の票が相手の政党に集まり敗北しました。
当然の成り行きです。こういう過激な思想の政党には一時的に票が偏ることは儘ありますが、ただのブームに終わることが大半です。

民衆は煽動されるものです。ある意味、イスラムも同じです。 一方では、この煽動が極限を超えることがあります。

この極限を超えた例がナチスであり、イスラム国です。 まさか、今のフランスが、この極限を超えることはないでしょう。
ただ、民衆の怖さがあります。 時には見境が付かなくなることも有り得ます。 日本や韓国、中国にも危険性はあるのです。
この間、イスラム国情勢や、テロの激化が重なると民衆の高ぶりも過剰になります。 フランスの国民が暴走しないとは言い切れません。

EUの不安定さと、中東や西アジアの混乱が長引けば、危険性は高まります。 フランス国民の選択が正しいとは言い切れません。

即ち、国民戦線党の敗北は、既存の政治を継続する事に繋がる事になるからです。
今のフランス、オランド政策が良ければという前提です。政治に対して何の信念も思想も持ち合わせないオランドがフランス国民の為になる施策が出来るとは思えないからです。

その点では、日本もフランスも不幸な状態にあるのでしょう!