日産のゴーン元会長がサウジアラビアのジュファリ氏に支払った16億円の特別背任罪の逮捕で、日本の検察はジュファリ氏やジュファリ社から何一つ、事情聴取をしていないと言います。
世界の法曹界から見て、日本の検察が如何に異常な状態にあるか?此処まで強引に強行して日本では、誰も疑問に感じないというのは、日本人の頭が麻痺してしまっているのでしょう!
日本では検察が事件を完璧に仕切っていて、殆ど誰も逆らえない環境が出来上がっています。
この日産のゴーン事件でも、日産のゴーン排除に検察が加担して事件を、より大袈裟にしています。日本で司法取引が取り入れられたマイナスの部分です。
法曹界の民主化が十分に進んでいない日本では、司法取引は時期尚早であったと思います。
未だ村社会の体質が残ったままの日本では、長い物に巻かれるとか、郷に入らずんば郷に従えという体質のままなのです。
司法取引も、このような環境では権力の側に悪用されるばかりでしょう!
安倍の森友、加計問題も既に忘れられてしまったかの状態です。確かに日産という大企業の中で、ゴーン氏の独裁状態もあったでしょう!
ゴーン氏の遣り過ぎもあったかも知れません。ただ、世界が日産や日本の検察の対応を正常な有り方だと感じるかどうかは別でしょう!
日本の検察の権威を示す為に頑なに成り過ぎてはいませんか? 日本という国では、この権威を守る為なら手段を選ばない習慣があります。
そんな日本に慣れっ子に成っている日本国民です。検察がする事だからとか、裁判所が下した判決だから必ず正しいとか後では、どうにも成らないと考えてしまう日本人です。
これで良いのかなどと考える人が極めて少ない日本ですね!