これも日本政府の好きなグレーの一貫でしょうか?
知らない人が損をするのは当然とばかりの判決が出て、払ってしまえば知らない人の責任?
どんな条件の違いも人間は皆、平等とばかりに扱うのが現代の常識?
昔は、より責任の重い職務にある人間には、より重い責任が課されるのが当然でした。
自動車の運転でさえ、免許証を有する者には業務上の過失として責任を負うのですが、この責任は今も課されています。
例えば爆発物を扱う人達には、その関係の資格が必要です。そして、爆発物を扱う関連の業務でミスを犯すと、一般より重い罪を背負うのです。
では役所に従事する人達は、この一般人が知らない知識を有しています。より知識が有るのですから、知らない一般人に知っている事を知らせるべきは、人間として当然ではないでしょうか?
敢えて知らせる責任も義務も無い。だから知らない一般人に、その責任が有ると言うのでしょう!
人間の品位や風格の問題です!日本の現在の風潮は政財界を初め、あらゆる業界が知らない人が悪いです!
貸金業の過払い利息返還請求問題も同様です。何故、出資法が有るからグレーに扱う必要が有るのでしょう!
ここには、法曹界の都合があります。利息制限制限方法だけを絶対視してしまうと、貸金業社にとっては大きく不利な状態になります。
くこれをグレーにすることにより、返還請求の手続きが難しく成ります。その上に司法書士にも返還請求の手続きを扱える形にして、司法書士の仕事作りに協力出来る訳です。
それまで司法書士が成功報酬を手にすることが少なかったから、この返還請求手続きで、オコボレを授けることにしたのです。
ですから、この成功報酬の額を100万円までと条件を付けました。
このように日本では、法律を恣意的に解釈によってネジ曲げ法体系を壊して来ました。
三権分立も名ばかりと成り、数多くの国民の為に成らない法案が国会に提出されて民主主義が壊れたのです!
無知、無能な民衆ですから不埒者の策略が見抜けないのです。
日本ばかりではありません。アメリカでもヨーロッパでも民主主義が壊れ始めています。
富める者と貧しい者の格差は極めて大きなものに成ってしまいました!今、何とか本来の民主主義を取り戻さないと大変です!