世界の実態経済は危ない状態にありながら、金融関係の市場は一時の暴落から、急速な戻りを見せたかと思えば再び、暴落と乱高下しています。
イギリスの4月のGDPは前年比-20%と下落しています。世界の実態経済も、これに似た状態でしょう!
一部に実態経済がコロナ以前の状態に戻るのは4~5年先という予想をする専門家もいます。
世界の観光事業や貿易産業を考えると果たして、元の状態に戻るかは疑問です。
コロナ・ウィルスのような感染症は、インフルエンザとは異質です。このウィルスを完璧に抑え切るワクチンが出来るという保証はありません。
観光事業などは元々、不要・不急な産業です。ウィルスの心配が残れば、世界の国々の自粛が完全に払拭されることは無いでしょう!
世界の現状は、金融政策で窮地を凌いでいるに過ぎません。じゃぶじゃぶに供給された世界の金融が形成している金融市場だけが全く別の動きに成るのも納得でしょう!
世界の経済不況が生み出す、労働者への影響は計り知れません。実態経済を直に反映するなら約20%の雇用が失われることに成るのでしょうか?