今日の絵日記の絵(写真)は、今日の作業を終えて、帰宅する時点の”様子(出来高)”である。
無造作に有った、間伐し檜皮処理された”檜材”が、所定の場所に設置され、生産(間伐・檜皮処理)が追い付かなくなってきた。
今日も、二本の間伐と、檜皮処理が終わるのを待って、設置された。
先の日記にも記したが、私がこの企画(ツリーハウス造り)に参加した最初の日に準備した”竹材”を、作業用の手すりとして設置した。
配置した縦材を足場にして、作業用手すりが設置された事で、梯子での上下する動作が無くなった。
高所での水平移動が、楽に成った。
そして「水盛り」という方法で、12本ある立ち柱(9本は生木)に”水準点”をマーキングした。
注:「水盛り」法とは、レーザー式墨出し器が普及するまで、大工さんが使用していた基礎のレベルを測定した道具。 サイフォンの原理を利用したもの。
一段目への縦材の設置が終わった事から、最上段(二段目プラット)への縦材を設置する”手法”を確認した。
既存の、二つの滑車による吊り上げロープに、チルホール(を使って三人)で、最上段に設置出来る事が確認できた。
しかし、重量物を扱うことから”力点”となるロープの設定位置を、吊上げ途中で変更しなければならない。
二人役・三人役を果たさなければならなかった。
そして、今日・オーナーさんから、エンジン式チェンソーの使い方について指導があった。
「チェンソーを研いでも切れが悪くなっているが、押さえつけない様に・・!押さえなくても、自然と切り進んでいく」こと。
「チェンソーの背と先は汎用的に使用しない」
「チェンソーの目立て用の専用のヤスリは、引いてはイケない!押すだけ!」ことの指導があった。
チェンソーによる木工彫刻の画像を見て、背も・腹も・先(先端)も”全て善し”と思っていた。
見かねての、ご指導であったと思う。
先入観・思い込み(自己判断)であったことが、恥ずかしい・・!
道具にはルールがあることを改めて知らされた。
母の言葉”聴くが一時の恥・聞かぬは一生の恥”(間違って理解している事を矯正出来なければ、一生治らない)が脳裏をかすめた。