日々随想

日常の生活環境で活動したことや、感じたことを日記風に書いてみましょう

「うん うん という返事はやめなさい」会社生活で学んだこと(Ⅱ-1)

2011-05-15 22:20:58 | Weblog

2011.05.15 

 

<プロローグ> 

しばらく記載を休んでいたが、会社生活で学んだことについて投稿して見ようと思う。 

定年後だけでなく自分の人生の生き方に影響してきた会社生活、人生の半分以上を過ごしたこの期間で、学んだことやためになったことを振り返って何回かに分けて書いて見ようと思う。 

 

<「うん うん という返事は止めなさい」>

 

入社後少しずつ仕事にも慣れてきたころであったと思うが、あるとき上司の係長に呼ばれ、

「君は先輩から仕事を教えてもらうときに、『うん うん』という返事をしているが、失礼にあたるよ、返事は『はい』と言いなさい」と注意された。

 

自分としては、まったく意識してなかったことで「エッ」という感じであったが、そうだったのかと、その後は意識して「はい」と言うように努めてきた。

 

振り返ってみて、係長からのこの注意がなければ、先輩から生意気な奴だと、ずーと思われていたかも知れないし、指導を仰ぐ他の諸先輩などからも同様であっただろうと思う。

 

ただ係長にしてみれば、「何でいやな思いをしてまで、こんなことを部下に注意しなければならんのだ!」と逆に思っていたかも知れない。

しかし結果的に私の会社生活にとっては、まさしく「金言」であったわけである。

 

「仕事が人を創る」と言われるが、職場はまさしく人生模様の縮図みたいなものであり、仕事を通じて、お客・上司・先輩・同僚などと相まみえる中で自分は創られていったんだなあと、思いを強くしているところである。

 

その後、私も同じような立場になったが、部下には「いやなことでも思い切って言おう」と、この上司の言葉を思い出しては、気持ちを強く持った次第である。

実践はかなり厳しく100点とは言えないが、「悪いと感じたところは、思い切って注意する」ように努めてきた。

 

もう50余年くらい前の、上司の一言であったが、「礼儀作法の戒め」「いやなことでも言わなければならないことがある」ということを教えていただいた、ありがたい言葉であった。

 

 

 

    <木陰が気持ち良くなった>

 

 

 

      

             <緑あざやか>

 

 

 

 

 

            

                  <大きなそら豆を見つけた>


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