<2011.11.21>
先日町内会主催の消火訓練があり、1時間ばかり参加してきた。
ずいぶん前にあったそうであるが、私にとっては初めてであった。
消防署の幹部の方が、消火の際の留意点を説明して、そのあと少し実演をしてから、我々住民が実際に取り扱う訓練を受けるという形でおこなわれた。
消火器は普通はガス状の消火剤が入っているわけであるが、実演では水が入った消火器でおこなわれた。
これは実際の消火器では、一度栓を抜くと15秒くらいガスが出っぱなしとなるため、代わりに水入りのものを、入れ代わり立ち代わりで消火の模擬操作をおこなったわけである。
説明では、①器の栓をまず抜き ②ホースを火元の方に向け ③レバーを押す の3つの操作で良いということであった。
実際にやってみたが、まず消火器が重いのと、レバーを押すのに力が要ることであった。
とても持ったままでの操作は自分には無理だなと思ったが、地面(実際は床になる)に置いて操作をすれば、レバーを押す力も出ることが分かり少し安心した。
最後に消防署の係員と2・3人の参加者が、実際にガスの入った消火器を操作する実演があったが、噴射ガスの白い煙の勢い良く広がる光景と、15秒間の短さにちょっとびっくりした。
そのほか消火器の点検の依頼の仕方や家のどの場所に置いておくのが良いか等々、いろいろ参考になることが多い消火訓練であった。
(今回は写真の掲載はありません)