<2020.03.21>
以前にも綴ったが、私は朝コーヒーを飲みながら新聞の記事を読むのが大好きである。
こうした中、新聞の小説はあまり読んだことがなかった。
記憶としてあるのは、もうかなり前のことであるが、『親鸞』をテーマとした小説があったが、これは最後まで読み終えた記憶がある。
そうした中であったが、現在もう320数回になっている小説を毎日読んでいるところである。
テーマは『○○の花』である。
江戸末期の物語で、最初は長崎が舞台であったが、最近の場面は江戸が中心となっている。
主人公は、まだ20歳代の女性で名前が『花』、オランダ人の男性と長崎の女性の間に生をなした者で、長崎の出島を中心に通詞(通訳)として働いているところからが、はじまりの様であった。
ここで、有名な『勝海舟』と巡り合う縁があり、主人公は時を経て今は江戸の『勝海舟』はもとより、大奥とも関係し、『天璋院』や『和宮』にも仕える存在となっているようである。
320数回目の最近は、『勝海舟』と『西郷隆盛』が、江戸攻防の直談判の展開場面(小説ではこの場にも座しているようである)となっており、いよいよ『クライマックス』の場面展開になってきたようである。
話の筋はこれくらいとして、あまり読んだことない小説に300回近くお付き合い出来たかというと、やはり入り口は、『テーマ』もさることながら、4~5回目まで一寸『かじった』ときの、自分の興味との結びつきであろう。
今回は、長崎が舞台・幕末・若い女性・通訳、こんなところに魅かれて、毎日吸い込まれていったんではないかと思うわけである。
回数や展開上からから言っても、この小説そろそろ終わりに近づくと思われる。
次に、また何か興味のある新聞小説に出会ったら、根気よく読み続けたいものである。
<春の花(接写1)>
<春の花(接写2)>
<春の花(接写3)>
<春の花(接写4)>