ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

ぼろきれを手に走った人たち。

2009-08-14 12:48:07 | 日記
プロジェクトX 挑戦者たち
『日本初のハイウェー 勝負は天王山』を観た。

時代の移り変わりの節目に、果敢に挑み、困難を克服して
いった人々がいた。
この人たちの誰ひとりとして、いなかったら、私たちが目にすることは
なかったかもしれない。
50年100年と過ぎてからようやくお目にかかることになったのかも
知れないと、感じることがある。

今回は、高速道路に挑んだ人々の物語だった。
今では廃棄物からつくり出すこともある、道路の材料。

試作を重ねてできあがったアスファルトで道路工事が進んでいくなか
一日仕事ができないと200万の経費が飛ぶという工事に、2月の冷たい
雨が続いた。
立ちすくむ作業員たち。
雲がきれて、晴れ間が出た時、ぼろきれを手に手に道路に走った人たち。

一滴の雨でも作業がすすまないことから、作業員たちは雨の切れ間に道路
に走っていき、道路上の水滴を拭き取ろうと総力をあげて挑んだのだった。

そのシーンをみて、思わず涙をこぼした。
一つのものにみんなが、力を合わせて、取り組む姿って、いいものだと思う。