5月25日は、久しぶりにVTを受けました。
一人5分のVTを受け、また楽友のVTを見学しました。
そして、思いました。
15年も合唱をやってきているのに、まだまだ、浸み込んでいないことが多々ある、と。
人間は、ある時期には成長が止まります。
けれども、演奏するということに、此処で終わりという終着点はないのです。
ご指導をいただきながら、日々、努力を重ねていかなければ成長は止まってしまいます。
プロでも、職業にしている人も、日ごろ、指導する立場の者も、此処で終わるか、成長を続けるか。
それは本人次第なのです。
おそらく、プロの人は、ずうっと成長を続けているでしょう。
アマチュアは、どうでしょう。
アマチュアは、本人の意識や意欲に左右されると思います。
合唱するなら上達したいと思います。
それは、団そのものの成長にも貢献していくことになります。
某合唱団は、初めの頃は、記憶によれば無料での演奏だけでした。
定期演奏会と言わない、演奏会が始まって、一気にチケットに金額がつきました。
第一回・第二回・第三回とチケットは2,000円でした。
第四回は3,000円になるそうです。
第三回の演奏では「良かった」というお言葉があって、演奏者としては嬉しい限りです。
しかしながら、その中に「前回より良かった」というお声もあったそう。
前回より成長したということは、ある意味、当然のことでなければいけません。
前回より良くなったから、このままで良いということにはなりません。
プロの演奏者には、相場というのがあるそうです。
その相場は多分、変動はしてもほぼ普遍的なもの。
今まで2,000円に見合った演奏をと、ハッパを掛けられてきました。
これからは、多分、「少なくとも3,000円に見合う演奏」を心がける必要がありそうです。
人の成長には励みが必要です。
お客様から、「良かったよ」とか「上手になった」と言って欲しいから。
認められた時の喜びは、格別なものになります。
そして、それが成長への原動力にもなれば更に成長することができます。
ご自身の成長を臨んでいる人はどこまででも、成長していくということを思いました。
成長することを、ご一緒に続けましょう。