認知症不明1.2万人超=98.8%は所在確認―昨年届け出分・警察庁
以前、ご近所で顔見知りの女性が、翌朝、少し離れた公園で遺体となって発見されたことがあった。
家族は、子どもが3人。
皆、家族がいて独立していた。
3人が育った家には、女性だけが残っていて、ある日、家から出かけたまま一晩たってしまった。
歩いたら、30分くらいのところの某公園で冷たくなっていたところを発見された。
認知症だったのか、たまたま外出先で、体調を崩したのか。
とにかく、ひっそりと3人の母親は、人知れず逝った。
官報に、「行旅死亡人」という記事が時折載っている。
30歳から50歳の男性。
とか、50歳から80歳くらいの女性とか、死んだ時期もはっきりしないことがある。
服装や所持品などが掲載されているが、家族に引き取られてのかは、わからない。
先日、所持金がうん万円という遺体があった。
つい最近は、うん円という所持金もあった。
家族の元に帰ることができなかった旅人。
人の運命の悲しさを時折、目にする。