さてと、神戸物産のここまでの展開ですが、基本的には地合い最悪の中でサイズの大きい荷持たれ感のある株数の公開で大きく公募価格を下回り、2日目は公募価格までは届かないものの、株価は大きく戻す展開となっています。
公募割れした理由は
・地合い最悪
基本的にはこれが最大のものでしょう。元々、株数が多いこともあって、品薄の銘柄のような初値急騰といった展開は考えられませんでしたが、企業の内容から地合いがよければ1割~2割程度は公募価格から高い初値も可能だったと思います。
ところが、とりわけ個人投資家の参加が多い新興市場は全般に相当に厳しい状況に陥っており、これまでであれば初値で買いを入れていた投資家も余裕はなく、逆にとりうえずIPOブックには参加して配分があった投資家もびびって売りを入れ、需給的に非常に厳しい中での公開となったということが第一でしょう。
・株数の多さ、大証二部
IT系などど比較して内容は堅実なものがあるものの銘柄的に派手さはなく、前評判もあまり高くない状況。100株単位で公募5000円強というのも抵抗感のあるところであり、大証二部はまた地味。注目はあまりされない状況でした。
・公募価格設定
PER等から割安感はないとの指摘もあります。公募価格が設定された時期の市場の雰囲気がいいと、公募価格設定は高くなりがちです。このあたりは微妙なところです。
初値からの株価ですが、主幹事の大和証券の努力もあって戻しているという面もあるかもしれませんが、基本的には企業の実態、内容が見直されているのだと思います。
時価総額等から機関投資家の投資対象にもなる銘柄だと思いますが、一般に機関投資家はいきなり初値からどかんと買うような事はしません。じわじわと買う場合が多いでしょう。
自分自身の場合、通常はIPO公募株を500万買うようなことはしません。
というか、できません。そんなに配分がないからです。
逆に言えば、配分が多いというこは、それだけ「余っている」ということでもあるでしょう。無論、ここで断る、株数を減じてもらうことも可能でした。
が、ネット証券ではなく支店の場合は「つきあい」というのも大事にしたいところもあります。これまで、有望な商品の配分も随分としてもらっています。
個人的には、この銘柄については配分がある前から、取りやすい銘柄で有望感があるということで注目もしていました。そのため、損失が出てもさほど大きくはなく、利益につながる可能性はそれなりに高いと考えたため、全株取得することにしたわけです。
ここまで、上記の考えは「半分当たり」という感じでしょうか。
ここからの展開、売買ですが、やはり公募の5050円が意識されるところです。
公募株の配分があった投資家、とりわけ経験が乏しい零細投資家は、初値売却、損切り等をすることなく、呆然と保有を継続している場合がかなり多いと思います。株価が戻して、公募価格前後になってくると、こうした個人投資家からはいわゆる「やれやれ売り」がそれなりに出てきます。が、株価が上昇してくると、こうした層は「もう少し上昇するかもしれない」と売りを引っ込める、売らずに保有を続ける場合もあります。
株価は無論全体の地合いの影響も受けると思いますが、とりあえず、公募価格前後でもみ合う展開を予想します。
売買戦略は基本的には買い下がり、売り上がり。とりあえず4500円で売却していますので、ここから値幅1割程度を考えて売買していきます。
株価は上へ行ってくれた方が楽にはなりますが、目先、また下げても、買い戻せば平均買いコストは下がります。
また会社の方にはメールしてみましょう。前回分の返信はないですが、会社サイトにはIRのページはちょっと内容が入っていました。
現在、保有900株の買いコストは5115円。
株価4750円で差額365円×900株=328500円の損失です。これがどう変化していくかです。
公募割れした理由は
・地合い最悪
基本的にはこれが最大のものでしょう。元々、株数が多いこともあって、品薄の銘柄のような初値急騰といった展開は考えられませんでしたが、企業の内容から地合いがよければ1割~2割程度は公募価格から高い初値も可能だったと思います。
ところが、とりわけ個人投資家の参加が多い新興市場は全般に相当に厳しい状況に陥っており、これまでであれば初値で買いを入れていた投資家も余裕はなく、逆にとりうえずIPOブックには参加して配分があった投資家もびびって売りを入れ、需給的に非常に厳しい中での公開となったということが第一でしょう。
・株数の多さ、大証二部
IT系などど比較して内容は堅実なものがあるものの銘柄的に派手さはなく、前評判もあまり高くない状況。100株単位で公募5000円強というのも抵抗感のあるところであり、大証二部はまた地味。注目はあまりされない状況でした。
・公募価格設定
PER等から割安感はないとの指摘もあります。公募価格が設定された時期の市場の雰囲気がいいと、公募価格設定は高くなりがちです。このあたりは微妙なところです。
初値からの株価ですが、主幹事の大和証券の努力もあって戻しているという面もあるかもしれませんが、基本的には企業の実態、内容が見直されているのだと思います。
時価総額等から機関投資家の投資対象にもなる銘柄だと思いますが、一般に機関投資家はいきなり初値からどかんと買うような事はしません。じわじわと買う場合が多いでしょう。
自分自身の場合、通常はIPO公募株を500万買うようなことはしません。
というか、できません。そんなに配分がないからです。
逆に言えば、配分が多いというこは、それだけ「余っている」ということでもあるでしょう。無論、ここで断る、株数を減じてもらうことも可能でした。
が、ネット証券ではなく支店の場合は「つきあい」というのも大事にしたいところもあります。これまで、有望な商品の配分も随分としてもらっています。
個人的には、この銘柄については配分がある前から、取りやすい銘柄で有望感があるということで注目もしていました。そのため、損失が出てもさほど大きくはなく、利益につながる可能性はそれなりに高いと考えたため、全株取得することにしたわけです。
ここまで、上記の考えは「半分当たり」という感じでしょうか。
ここからの展開、売買ですが、やはり公募の5050円が意識されるところです。
公募株の配分があった投資家、とりわけ経験が乏しい零細投資家は、初値売却、損切り等をすることなく、呆然と保有を継続している場合がかなり多いと思います。株価が戻して、公募価格前後になってくると、こうした個人投資家からはいわゆる「やれやれ売り」がそれなりに出てきます。が、株価が上昇してくると、こうした層は「もう少し上昇するかもしれない」と売りを引っ込める、売らずに保有を続ける場合もあります。
株価は無論全体の地合いの影響も受けると思いますが、とりあえず、公募価格前後でもみ合う展開を予想します。
売買戦略は基本的には買い下がり、売り上がり。とりあえず4500円で売却していますので、ここから値幅1割程度を考えて売買していきます。
株価は上へ行ってくれた方が楽にはなりますが、目先、また下げても、買い戻せば平均買いコストは下がります。
また会社の方にはメールしてみましょう。前回分の返信はないですが、会社サイトにはIRのページはちょっと内容が入っていました。
現在、保有900株の買いコストは5115円。
株価4750円で差額365円×900株=328500円の損失です。これがどう変化していくかです。