旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

極端な上海B、今日は急騰

2007-02-06 22:10:09 | 株式投資・資産運用
上海B株指数(日足)が極端な上昇。
指数が7.8%上昇しています。まあ、わけのわからんマーケットです。

時系列データを見ればわかりますが、逆に5%程度下落している日もあったりします。

まあ、B株市場というのは、半端な存在になっており、折に触れてA株との統合の話題
が出ます。同じ企業の株式なのにA株とB株で価格差があり、多くの場合、外国人投資家
向け市場のB株の方が割安な株価となっていることが多いです。
そのため、A株との統合の話題はB株の株価にとってはプラスということになるのでしょう。

まあ、ちょっと効率的な株価形成とは言い難い感じのするマーケットですが、
面白いところはあります。

なお、H株では航空や海運が上昇していますが、ここらは原油価格動向が株価にも
反映している印象が強いです。原油が下がれば、航空・海運の燃料コストも下がるわけで
その分、企業の利益にとってはプラスがあるということなんでしょう。


これまでバイ&ホールドで、買いコスト的には保有銘柄の時価評価額は倍ではなく3倍に
なっている中国株ですが、極端に上昇してくると、分割売り上がりモードに転換することに
なりそうです。

それがいいのかどうかはよくわからないですが。
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暴騰ぎみに上昇するREIT、どうする?

2007-02-06 21:42:27 | 株式投資・資産運用
このところREITの上昇が非常に目立ちます。

私自身が保有しているのか以下の銘柄ですが、大納会終値と本日の終値の比較で、
実現益と評価額の上昇を加えると、+110万程度のプラスとなっています。
公募のあった8955でも5%以上、上昇率の大きい8976は40%弱の上昇です。

商品の内容、性格は株式とは異なりますので、値動きの傾向が株式とパラレルには
ならない(むしろ逆相関)となるのは理解できるのですが、この上昇の理由はちょっと
よくわかりません。

理由の一つは投資信託の買いということなのでしょうか。
REITに投資するファンドはもちろん、バランス型のファンドなどでもREITは組み入れ
対象になっていると考えられます。
こうした投資信託は資金が流入すれば、その運用方針に従って買ってくるしかないわ
けです。

が、価格が上昇すれば分配金の利回りは当然下落します。価格の上昇に見合うだけ
分配金そのものの増加すれば、利回りは変わらないことになりますが、年末からここま
での上昇に相当するだけ、分配金そのものが増加することは想定しずらいです。

今後、金利が上昇、国債の金利も上昇するとすれば、REITの相対的な有利さは
薄くなることになります。

アセットアロケーション的なバランスは崩れ気味になりますが、ここからさらに上昇する場面
があれば順次売却して利益を確保することを基本に考えたいと思いますが・・・。

                     2/6   大納会 上昇額  上昇率
8954 オリックス不動産投資法人 1,010,000 797000 213000 126.7%
8955 日本プライムリアルティ投資法人 454,000 432000 22000 105.1%
8976 DAオフィス投資法人 868,000 624000 244000 139.1%
8980 エルシーピー投資法人 476,000 430000 46000 110.7%
8984 ビ・ライフ投資法人 539,000 461000 78000 116.9%
8960 ユナイテッド・アーバン投資法人 878,000 782000 96000 112.3%

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